ジョシュ・ウィンコウスキーとは？意味をやさしく解説

ジョシュ・ウィンコウスキー

ジョシュ・ウィンコウスキー（Joshua Winckowski, 1998年 6月28日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州トレド出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのボストン・レッドソックスに所属。

経歴

ブルージェイズ傘下時代

2016年のMLBドラフト15巡目（全体462位）でトロント・ブルージェイズから指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2016年から2019年まで、ブルージェイズ傘下のマイナーチームで着実に経験を積み、A+級のダニーデン・ブルージェイズまで昇格しました。

メッツ傘下時代

2021年1月27日、トレードによりニューヨーク・メッツへ移籍。このトレードは、スティーブン・マッツがブルージェイズへ、イェンシー・ディアスとショーン・リード=フォリーと共にウィンコウスキーがメッツへ移るというものでした。

レッドソックス時代

2021年2月10日、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、カンザスシティ・ロイヤルズの3チーム間で行われた三角トレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍しました。この複雑なトレードで、アンドリュー・ベニンテンディがロイヤルズへ、カリル・リーがメッツへ、そしてフランチー・コルデロと後日発表選手、ウィンコウスキーと後日発表選手がレッドソックスへ加わることとなりました。

2021年シーズンは、AA級のポートランド・シードッグスで開幕を迎え、シーズン後半にはAAA級のウースター・レッドソックスへ昇格。2チーム合計で9勝4敗、防御率3.94という成績を収めました。シーズン終了後には、アリゾナ・フォールリーグのスコッツデール・スコーピオンズでプレーし、さらなる成長を目指しました。同年11月19日には、ルール・ファイブ・ドラフトによる流出を防ぐため、40人枠に追加されました。

2022年シーズンは、AAA級のウースター・レッドソックスで開幕を迎えました。そして5月28日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のボルチモア・オリオールズ戦で待望のメジャーデビューを果たしました。しかし、3回を投げて6安打4失点という結果に終わり、翌日にはマイナーへ降格となりました。その後、6月15日に再び昇格し、オークランド・アスレチックス戦で5回無失点と好投。メジャー初勝利を挙げました。7月14日には新型コロナウイルスに感染し、故障者リスト入りとなりました。

選手としての特徴

ジョシュ・ウィンコウスキーは、力強い投球フォームから繰り出される速球と、多彩な変化球を武器とする右腕投手です。制球力も高く、安定した投球が持ち味です。今後の更なる成長が期待される、注目の若手選手です。

ジョシュ・ウィンコウスキー