ジョシュ・オブライエン

ジョシュ・オブライエンについて

ジョシュ・オブライエン（Josh O'Brien、1983年12月15日生まれ）は、アメリカ合衆国にルーツを持ち、プロレスのリングで独自の存在感を放つレスラーです。彼は特に北アイルランド出身と自称しており、数々の舞台でプロレスラーとして活躍しています。彼のプロレスの旅は2006年に始まりました。

来日と初期の活動

ジョシュは2006年に日本へ渡り、WWEファンとしての情熱を持ち込みました。彼は元WWE選手であるTAJIRIが運営するSMASHワールドトライアウトに応募し、書類選考には不合格でしたが、練習生第1号としてスタートを切りました。このことが彼のレスリングキャリアの起点となります。

2010年12月25日、彼は新宿FACEで開催された「ハプニングEve'」にて、レフェリーとしてプロレスの世界にデビューします。翌年の2011年1月19日には、同じく新宿FACEで行われた「We are SMASH」イベントでついにレスラーデビューを果たし、AKIRA選手との対戦を経て、注目を集める存在となります。この後、彼は矢郷良明や中川ともかと共に「チーム矢郷DX」としての活動を開始します。

新たな挑戦

2012年4月には、TAJIRIや元SMASH所属の全選手、レフェリー、練習生とともに新団体「Wrestling New Classic」に移籍し、新たなプロレスの世界に挑戦します。2013年にはWNCを退団し、再びアメリカに帰国するものの、9月にはフリーの立場で再度来日し、我闘雲舞に参加。11月にはシアタープロレス花鳥風月との契約に至ります。

2014年の3月には、プロレスリングFREEDOMSの後楽園ホール大会でのダークマッチで、服部健太選手と対戦し勝利を収め、さらなる飛躍を見せます。同年4月の花鳥風月杯ジュニアヘビー級トーナメントでは、シマ重野選手に不戦勝した後、コシ☆ヒカ〜ル選手を破ったものの、政宗選手に敗北し準優勝となります。また、12月には天龍プロジェクト＆VKF合同興行に出場し、メインイベントで天龍源一郎選手との激戦を繰り広げました。これはインディペンデント・ガイジンレスラーとしての彼の存在感を強く印象づけるものでした。

戦歴と進化

2015年には、スーパーFMW浅草大会に参加し、佐藤竜騎士選手のアメリカスヘビー級王座に挑むも敗れ、しばらく欠場します。しかし、2016年2月には復帰し、真霜拳號選手との対戦を経て再びリングに戻ります。
2017年には佐藤光留選手のプロデュース興行「コンディション・グリーン」で全日本プロレスの野村直矢選手と対戦し、自身の成長を示す機会ともなりました。
2018年には、週刊プロレスの特集にて、自らがマサチューセッツ州ボストン出身であることを明かし、ファンの間でさらなる話題を集めました。

2019年にはASUKA PROJECT解散興行に参加し、プロテストの相手を務めた篠瀬三十七選手との引退試合において、その最後の相手を務めるなど、プロレスラーとしての地位を見せつけました。さらに、花鳥風月を離れ、フリーランスとして新たな挑戦に乗り出すことを宣言しました。

得意技とスタイル

ジョシュ・オブライエンは、多彩な技を持ったレスラーであり、タックルから各種投げ技、さらに特に使用頻度の高いインプラントDDTや雪崩式フランケンシュタイナー、ペディグリーといった技を駆使します。それぞれの技を駆使し、試合での駆け引きを楽しむスタイルは多くのファンの支持を受けています。
入場テーマは「花鳥風月」として知られ、彼自身の個性を際立たせています。

結論

そのキャリアを通じて、ジョシュ・オブライエンは日本のプロレス界で独特の足跡を残し、ファンに愛され続けています。彼の動向は今後も注目されるでしょう。

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