ジョック・ランデール

ジョック・ランデール

ジョック・ランデール（Jock Landale, 1995年10月25日 - ）は、オーストラリア、ビクトリア州メルボルン出身のプロバスケットボール選手。ポジションはセンターで、現在はNBAのヒューストン・ロケッツに所属しています。

プロ入りまでの道のり

オーストラリアのハイスクールで才能を伸ばしたランデールは、その活躍が認められ、アメリカNCAAディビジョンIのセントメアリーズカレッジへの奨学金を得ました。カレッジでは、1年生時は控え選手でしたが、2年生になると出場機会が増加。コンディション改善にも取り組み、チームの主力選手へと成長しました。

カレッジでの活躍

2017年1月5日、ブリガムヤング大学戦で、フィールドゴールを11/13本成功させ26得点を挙げるなど、圧倒的なパフォーマンスを見せました。この活躍もあり、平均16.9得点、9.5リバウンドを記録し、チームを2017年のNCAAトーナメントに導きました。シーズン終了後には、ウェストコーストカンファレンスのファーストチームに選出されています。

2018年11月26日のジョージア大学戦では、延長戦の末に敗れたものの、33得点12リバウンドを記録。2018年1月22日には、ゴンザガ大学戦での勝利に貢献し、24得点12リバウンドを記録したことや、パシフィック大学戦での勝利で32得点7リバウンドを達成したことで、NBCスポーツの週間最優秀選手に選ばれました。4年生時には、1試合平均21.5得点、10.2リバウンド、1.1ブロックショットを記録し、ウェストコーストカンファレンスの最優秀選手に選ばれました。

プロキャリア

パルチザン (2018-2019)

2018年のNBAドラフトでは指名されませんでしたが、アトランタ・ホークスのサマーリーグロースターに参加。その後、2018年7月31日にABAリーグのKKパルチザンと2年契約を結びました。ABAリーグでは24試合に出場し、平均12得点、5.6リバウンド、フィールドゴール成功率56.6%を記録し、2018-19シーズンのベストスタートファイブに選出されました。

ジャルギリス・カウナス (2019-2020)

2019年5月20日、LKLチャンピオンのジャルギリス・カウナスとシーズン契約を締結。2019年のラスベガスサマーリーグでは、ミルウォーキー・バックスのロースターとして出場しました。2020年1月には、オーストラリアの山火事の救援活動を支援するため、レアル・マドリード・バロンセスト戦で3ポイントシュートとダンクを決めるごとに100ドルを寄付しました。ジャルギリス・カウナスでは、1試合平均11.0得点、4.4リバウンド、1.0アシストを記録し、2020年8月3日にチームを退団しました。

メルボルン・ユナイテッド (2020-2021)

2020年12月10日、NBLのメルボルン・ユナイテッドと1年契約を結びました。チームは2021年のNBLグランドファイナルに進出し、パース・ワイルドキャッツと対戦。ランデールは、ゲーム1で17得点、7リバウンド、3アシスト、2スティール、2ブロックを記録し、73-70での勝利に貢献。ゲーム3では、15得点、9リバウンド、2アシスト、2スティール、2ブロックを記録し、81-76で勝利。チームを3-0のスイープに導き、NBLグランドファイナルMVPを受賞しました。シーズンを通して、1試合平均16.4得点、7.8リバウンド、2.3アシスト、1.4ブロックを記録し、メルボルン・ユナイテッドのMVPにも選出されました。

NBA

サンアントニオ・スパーズ (2021)

2021年8月3日、東京オリンピック出場中にサンアントニオ・スパーズへの移籍が発表され、8月19日に契約を締結しました。

[フェニックス・サンズ]

2022年7月6日、フェニックス・サンズと契約しました。

[ヒューストン・ロケッツ]

2023年7月6日、ヒューストン・ロケッツと契約しました。

ジョック・ランデールは、その恵まれた体格と高いバスケットボールスキルで、国内外のリーグで実績を残してきました。今後のNBAでの活躍が期待される選手の一人です。

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