ジョー・パニック

ジョゼフ・マシュー・パニックのプロフィール

ジョゼフ・マシュー・パニック（Joseph Matthew Panik）は1990年10月30日生まれの元プロ野球選手です。彼はアメリカ合衆国ニューヨーク州ヨンカーズ出身で、ポジションは二塁手。右投左打のスタイルで知られています。

経歴

プロ入りとジャイアンツ時代

パニックは2011年のMLBドラフトにおいてサンフランシスコ・ジャイアンツから1巡目（全体29位）で指名され、6月11日にプロ契約を結びました。プロデビューは同年のA-級セイラム＝カイザー・ボルケーノズで、69試合に出場して打率.341、6本塁打、54打点、13盗塁を記録しました。

翌2012年にはA+級のサンノゼ・ジャイアンツでプレーし、130試合で打率.297、7本塁打、76打点、10盗塁を達成しました。2013年にはAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズで137試合に出場し、打率.257、4本塁打、57打点、10盗塁を記録しましたが、打撃成績には改善の余地がありました。

2014年はAAA級フレズノ・グリズリーズで開始し、74試合で打率.321、5本塁打、45打点をマーク。その後、6月21日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースターに加わります。6月22日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビューを果たし、その試合では代打として登場して四球を選びました。

メジャー昇格後、パニックは二塁手のレギュラーを務めるようになり、特に8月から調子が猛烈に上昇。最終的には打率.305を記録し、ジャイアンツのプレーオフ進出に大きく貢献しました。

メッツ時代

パニックは2019年8月にニューヨーク・メッツとメジャー契約を結びますが、シーズン終了後の10月31日にFA（フリーエージェント）となりました。

ブルージェイズ時代

2020年1月にはトロント・ブルージェイズとのマイナー契約を締結し、スプリングトレーニングに招待選手として参加。3月にはメジャー契約を結び、40人枠入りを果たします。2021年には再びマイナー契約で締結し、4月からメジャー契約を結びました。しかし、5月には故障者リストに登録されることになります。

マーリンズ時代

2021年6月にはマイアミ・マーリンズにトレードされ、その後10月1日にDFAとなり、4日にFAとなります。

選手としての特徴

パニックの打撃スタイルは非常に三振が少なく、2016年には1三振あたりの打数が9.9、2017年には9.5を達成し、両リーグ1位の成績を収めました。キャリア全体を通じても三振の少ない選手として名を馳せています。

表彰と記録

彼は2016年にゴールドグラブ賞を受賞し、2015年にはオールスターゲームにも選出されました。

背番号

パニックは、サンフランシスコ・ジャイアンツ在籍中に12番を付け、その後のチームでも同じ番号を背負っていました。メッツでの間は2番を着用しています。

引退

パニックは2022年に現役を引退することを発表しました。

ジョゼフ・マシュー・パニックの野球キャリアは、数々の成果と経験から成り立っており、彼の存在は多くのファンに記憶されています。

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