デビッド・ペラルタ

デビッド・ペラルタについて

デビッド・ペラルタ（Senger David Peralta Guerrero）は、1987年8月14日生まれのベネズエラ出身のプロ野球選手です。彼は外野手として活躍しており、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のサンディエゴ・パドレスに所属しています。その野球界でのニックネームは「フライト・トレイン」として知られています。

経歴

プロ入りとカージナルス傘下時代

彼のプロキャリアは2004年に始まり、セントルイス・カージナルスと契約したことから始まりました。最初は投手として2006年にルーキー級ジョンソンシティ・カージナルスでプロデビューしましたが、3試合に登板し1勝1敗、防御率は5.00という成績に留まりました。2007年も同じくルーキー級での出場があり、15試合に登板して1勝5敗、防御率5.81と苦しいシーズンでした。彼は2008年には肩の手術を受け、シーズンを全休することとなりました。

2009年、自由契約となり、野手へ転向を志すも、なかなかチャンスが得られず、自宅にて元ソフトボール選手の妻とバッティング練習を続けました。

独立リーグ時代

2011年には独立リーグのリオグランデバレー・ホワイトウィングスに外野手として加入。ここでの85試合に出場し、打率は.392、17本塁打、81打点、そして7盗塁という素晴らしい成績を収めました。

その後、2012年にはウィチタ・ウィングナッツに加入し、98試合で打率.332、3本塁打、70打点、25盗塁を記録。また、2013年にはアマリロ・ソックスに所属し、42試合で打率.352、8本塁打、38打点、4盗塁と好調でした。この時期、彼はマクドナルドでアルバイトをしながら、ガソリン代を稼いでいたものの、そのシフトは非常に厳しいものでした。

ダイヤモンドバックス時代

2013年7月、彼はアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結びました。A+級ビサリア・ローハイドでは51試合に出場し、打率.346と好成績を収めます。2014年にはAA級モービル・ベイベアーズにて53試合で打率.297、6本塁打、46打点、2盗塁を記録。この活躍が評価され、ダイヤモンドバックスとのメジャー契約が結ばれます。

デビュー戦では4打数2安打という結果を残し、その後は主にチームの主力として活躍。2015年には打率.312、17本塁打・10三塁打を記録し、2018年には自己最多の30本塁打を打ってシルバースラッガー賞を受賞しました。また、2019年には故障者リスト入りするも、守備面での成績が評価され、ゴールドグラブ賞を受賞するなど地道に実績を積み重ねていきました。

レイズとドジャース時代

2022年、ペラルタはタンパベイ・レイズに移籍し、その後2023年にロサンゼルス・ドジャースと1年契約を結びました。ドジャースへの加入後には、ワールド・ベースボール・クラシックのベネズエラ代表に選出され、国を代表してプレーすることとなります。オフにはFAとなり、新たなチームを求めて動くことになります。

表彰および成績

ペラルタは、数々の賞を受賞しました。代表的なものには2018年のシルバースラッガー賞、2019年のゴールドグラブ賞、フィールディング・バイブル・アワードなどがあります。彼の背番号は主に6で、2024年からは24となる予定です。

代表歴

2023年にはワールド・ベースボール・クラシックのベネズエラ代表として選出され、国際舞台でもその才能を発揮しました。

以上がデビッド・ペラルタのキャリア概要です。彼は独立リーグでの苦労を乗り越え、メジャーリーグで活躍する選手として成長し続けています。

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