ドリーム・シアター (アルバム)

ドリーム・シアターは、アメリカ合衆国出身のプログレッシブ・メタルバンドであり、2013年に12作目のスタジオ・アルバム『ドリーム・シアター』を発表しました。このアルバムは、バンド初のセルフタイトル作品であり、ロードランナー・レコード移籍後4作目となります。

今作では、エンジニアリングとミックスをリチャード・チッキが担当しました。彼は、ジェイムズ・ラブリエがかつて在籍していたWinter Roseでも活動していました。また、前作『ア・ドラマティック・ターン・オブ・イベンツ』ではレコーディングのみの参加だったドラムスのマイク・マンジーニが、初めて楽曲制作の段階から参加しています。これにより、『システマティック・ケイオス』以来となるメンバー全員が楽曲制作に参加したアルバムとなりました。ただし、本作ではバンド名義ではなく、メンバーの連名でクレジットされています。

日本盤には、ボーナス・トラックとして2曲目の「ジ・エネミー・インサイド」のインストゥルメンタルバージョンが収録されています。日本では通常盤に加え、アルバム本編全9曲の5.1chサラウンドオーディオ・ミックスを収録したDVDオーディオが付属する『ドリーム・シアター ~スペシャル・エディション~』の2タイプが発売されました。海外では通常盤、限定エディション盤、180グラム重量盤LP盤、限定ボックス・セットの4タイプが発売されています。

『トレイン・オブ・ソート』以来のインストゥルメンタル曲が収録されたほか、収録時間が70分を切るアルバムとなりました。本作は意図的に短めの曲で構成されています。

参加ミュージシャン
ジェイムズ・ラブリエ：ボーカル
ジョン・ペトルーシ：7弦ギター、エレクトリック・ギター、バッキングボーカル
ジョン・マイアング：6弦ベース（エレクトリックベース）
ジョーダン・ルーデス：キーボード
* マイク・マンジーニ：ドラムス、パーカッション


『ドリーム・シアター』は、ドリーム・シアターの新たな一面を示す作品として、ファンから高い評価を得ています。プログレッシブ・メタルのファンだけでなく、幅広い音楽ファンにおすすめできるアルバムです。

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