ハーフポテトな俺たち

ハーフポテトな俺たち

『ハーフポテトな俺たち』は、1985年10月9日から12月25日まで日本テレビ系列で放送された全12話のテレビドラマです。ABブラザーズとして活動していた中山秀征さんの初主演作としても知られています。

あらすじ

物語は、将来への不安や焦燥感を抱えながら、「自分たちが呼吸できる場所」を求める高校2年生の少年たちが、ハンバーガーショップでのアルバイトを通じて出会う大人たち、そしてその大人たちが構成する社会を舞台に展開されます。彼らはアルバイトを通じて、恋や友情に悩みながらも、多感な思春期を過ごしていきます。

当初は全26話（2クール）の放送が予定されていましたが、実際には12話で打ち切りとなりました。しかし、近年ではCS放送「日テレプラス」で繰り返し再放送され、再び注目を集めています。

また、主要キャストの一人として大友柳太朗さんが出演予定でしたが、撮影開始前に急逝されたため、別のキャストに変更されました。大友さんは、この番組のプロデューサー宛に遺書を残されています。

キャスト

野村薫：中山秀征
秀吉：湯江健幸（現・湯江タケユキ）
松本早苗：香坂みゆき
宮坂正三：柳沢慎吾
堀田亮介：桑名正博
啓子：今井美樹
静：河合美智子
理代子（早苗の友人）：蜷川有紀
紀子（静の親友）：黒沢ひろみ
良江（静の母）：吉野由樹子
エリカ：正力愛子
みつ子（エリカの母）：浅利香津代
啓子の母：松並志保
野村悟（薫の父）：河原崎長一郎
野村洋子（薫の母）：藤田弓子
野村幸之助（薫の祖父）：安部徹
永瀬正敏
宮城宗典
岩本宗規
矢追幸宏
砂川真吾
吉沢梨絵
水木薫
水島：岡本富士太
橋本菊子
PJ：ドナルド・P・ジュニア
阿部川：布施博
山岸：北村総一朗

音楽

オープニングテーマ：レベッカ「ガールズ ブラボー!」
エンディングテーマ：レベッカ「フレンズ」
挿入歌：レベッカ「Maybe Tomorrow」

スタッフ

脚本：各サブタイトル参照
演出：各サブタイトル参照
音楽：大谷和夫
制作：中島忠史
プロデューサー：吉野洋、大野秀樹
企画協力：PDS
制作協力：生田スタジオ
* 製作著作：日本テレビ

サブタイトル

（各話のサブタイトルは省略）

エピソード

このドラマは、当時金曜21時からの「金曜劇場」と22時台のバラエティ枠、そして水曜21時台・22時台の「水曜ロードショー」との枠交換によって設けられた連続ドラマ枠の第1弾でした。当時は、直後の22時台を含め、2枠連続でドラマが放送されていました。

本作での楽曲使用がきっかけとなり、レベッカの知名度が飛躍的に向上しました。ドラマのオープニング映像にはバンドメンバー本人たちが出演し、ライブハウスでNOKKOさんが「ガールズ ブラボー!」を歌うシーンが印象的でした。番組放送中の10月21日に発売されたシングル「フレンズ/ガールズ ブラボー!」はオリコン3位、11月1日発売のアルバム『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』はオリコン1位を獲得し、ドラマとともに大きな話題となりました。

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