バスクリンファミリータイム 所ジョージのモノMONOウォーズ

『バスクリンファミリータイム 所ジョージのモノMONOウォーズ』は、1985年1月15日から6月25日まで、日本テレビ系列で放送されたクイズ番組です。津村順天堂（現ツムラおよびバスクリン）がスポンサーとなり、毎週火曜19時からの30分間、お茶の間を賑わせました。

番組の最大の特徴は、「物」と「者」という二つのテーマから出題されるクイズ形式でした。司会は所ジョージが務め、アシスタントは当時日本テレビのアナウンサーだった井田由美が担当しました。この番組は、所ジョージが司会を務めていた前番組『クイズ笑って許して!』を一旦休止してスタートしたもので、所の冠番組でもありました。番組タイトルには、スポンサーである津村順天堂の商品名と司会者の名前が組み込まれており、その点でも注目を集めました。

しかし、番組はわずか半年で終了してしまいます。その後、津村順天堂の提供枠はフジテレビの『バスクリンタイム 所さんのただものではない!』へと移行しました。日本テレビでは、つなぎ番組として『とんねるずの子供は寝なさい!?』が放送され、同年10月には、かつての前番組である『クイズ笑って許して!』が『笑って許して!!』と改題して復活しました。

出演者

所ジョージ（司会）
井田由美（アシスタント）
堀ちえみ（トッカン軍リーダー）
柴俊夫（長老軍リーダー）
轟二郎（おヒントマン）
ジャイアント吉田（レギュラー）

番組の内容は、解答者が若者チーム「トッカン軍」（リーダー：堀ちえみ）と年配チーム「長老軍」（リーダー：柴俊夫）に分かれ、提示された「物」が何であるかを当てるというものでした。

解答に入る際には、所と井田が腕を体の前で前後に回しながら「ウォーズ・イン」とコールするのがお決まりでした。制限時間内に正解が出ない場合は、轟二郎扮する「おヒントマン」が登場し、ヒントを与えて解答を再開させました。しかし、制限時間内に正解が出た場合は、轟はヒントを出すことなく、怒りながら退場するという場面も多く見られました。また、毎回、ジャイアント吉田の発明品を当てるコーナーも設けられていました。

ネット局

特記がない限り、以下の放送局では同時ネットで番組が放送されました。

日本テレビ（制作局）
北日本放送
* 福井放送

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