バーンソーン駅

バーンソーン駅

バーンソーン駅（タイ語: สถานีบางซ่อน）は、タイのバンコク都バーンスー区に位置する駅です。バンコク・メトロ（MRT）のパープルラインと、タイ国有鉄道（SRT）のライトレッドラインが乗り入れています。駅名表記には「バンソン駅」などのゆらぎが見られますが、これは日本語への転写における長母音の扱いに起因します。

概要

当駅は、バンコクの都市交通において重要な役割を担っています。MRTパープルラインはバンコク中心部と北西部を結び、ライトレッドラインはバンコク近郊を結ぶ役割を担っています。かつては南本線の中長距離列車も停車していましたが、2022年現在では全列車が通過するようになっています。

歴史

バーンソーン駅は、段階的に開業しました。

2012年12月5日: SRTライトレッドライン用の高架駅が完成し、気動車によるタリンチャン-バーンソーン間の試験運行が開始されました。
2013年9月14日: 試験運行の気動車の週末運行が停止されました。
2014年1月13日: 試験運行の気動車運行が完全に停止されました。
2016年8月6日: MRTパープルラインの駅が開業しました。
2021年8月2日: SRTライトレッドラインの駅が本格開業しました。

駅構造

バーンソーン駅は、MRTとSRTで構造が異なります。

バンコク・メトロ（MRT）

MRTの駅は、クルンテープ＝ノンタブリー道路上にある高架駅です。2階が改札階、3階がホーム階となっています。ホームは島式1面2線で、可動式ホーム柵が設置されています。

タイ国有鉄道（SRT）

SRTのライトレッドラインと南本線の線路は並行して存在しますが、駅施設は分離されています。ライトレッドラインの駅は高架駅で、1階が改札階、2階がホーム階です。ホームは相対式2面2線となっています。

一方、南本線の地上駅は1面2線の島式ホームを2面の相対式ホームで挟んだ構造でしたが、2022年5月現在、地上ホームに停車する列車はありません。

のりば

バンコク・メトロ（MRT）

タイ国有鉄道（SRT）

駅周辺

駅周辺には、バーンソーン市場があります。

隣の駅

バンコク・メトロ（MRT）

パープルライン
ウォンサワン駅 (PP14) - バーンソーン駅 (PP15) - タオプーン駅 (PP16)

タイ国有鉄道（SRT）

ライトレッドライン
クルンテープ・アピワット中央駅 (RW01) - バーンソーン駅 (RW02) - バーンバムル駅 (RW05)
南本線
バーンスー分岐駅 - バーンソーン駅 - バンバムル駅

脚注

駅の開業日は、タイの祝日やイベントにより変動する場合があります。
南本線の列車は、将来的に再び停車する可能性もあります。

関連項目

タイの鉄道駅一覧

外部リンク

* MRTパープルライン バーンソーン駅 （[タイ語]]）[https://www.mrta.co.th/th/mrt-system/purple-line/stations/bangson/

この駅は、バンコクの公共交通網において重要な役割を担っています。今後の発展にも注目される駅です。

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