パコ・ロドリゲス

スティーブン・フランシス・ロドリゲス（Steven Francis "Paco" Rodríguez，1991年4月16日生まれ）は、フロリダ州マイアミ出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投左打。現在はフリーエージェント（FA）となっています。

プロ入りとドジャース時代

2012年のMLBドラフトで、ロサンゼルス・ドジャースから2巡目（全体82位）で指名され、プロ入りを果たしました。同年7月にはA級グレートレイクス・ルーンズでプロデビュー。6試合に登板し、防御率0.00、10奪三振という好成績を残します。その後、AA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格し、15試合で1勝0敗3セーブ、防御率1.32、22奪三振と、着実にステップアップしました。

2012年9月には、チャド・ビリングズリーの故障者リスト入りに伴い、メジャー初昇格。これは、2012年のドラフトで指名された選手の中では最初のメジャー昇格でした。9月9日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを果たし、4点ビハインドの場面で無失点に抑えました。この年、メジャーでは11試合に登板し、防御率1.35という安定した成績を残しました。

2013年には開幕ロースター入りを果たし、中継ぎとしてチーム2位の76試合に登板。3勝4敗2セーブ、防御率2.32、63奪三振という成績を収めました。ポストシーズンでもロースター入りし、ディビジョンシリーズのアトランタ・ブレーブス戦で2試合に登板。チームはチャンピオンシップシリーズに進出しましたが、ロドリゲスはロースターから外れました。

2014年は19試合の登板にとどまり、防御率は3.86まで上昇しました。

ブレーブス時代

2015年7月30日、アレックス・ウッド、ジム・ジョンソン、ルイス・アビラン、ブロンソン・アローヨとのトレードで、エクトル・オリベラ、マイナー選手1名と共にアトランタ・ブレーブスへ移籍しました。ドジャースでは18試合にリリーフ登板し、防御率2.61、WHIP1.26という成績を残していましたが、ブレーブスでは登板機会がありませんでした。

2016年2月21日、前年9月に受けたトミー・ジョン手術の影響で、60日間の故障者リスト入り。この年はメジャー・マイナーともに登板することはありませんでした。2017年3月28日に自由契約となりました。

投球スタイル

ロドリゲスの特徴は、投球時にボールを後方へ高く掲げる独特な投球フォームです。

年度別投手成績

（2018年度シーズン終了時）

背番号

75（2012年 - 2015年）

今後の活躍に期待される選手です。

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