フィリップ・エバンス (野球)

フィリップ・マシュー・エバンスについて

フィリップ・マシュー・エバンス（Phillip Mathew Evans）は、1992年9月10日にアメリカ合衆国カリフォルニア州ウィッティアで生まれたプロ[[野球選手]]です。主に三塁手と外野手としてプレーし、右投右打の選手です。メキシコ系アメリカ人であり、現在はMLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下に所属しています。

プロ入りとメッツ時代

2011年のMLBドラフトで、ニューヨーク・メッツから15巡目（全体462位）で指名を受け、プロの道へ進みました。当初はサンディエゴ州立大学への進学を予定していましたが、この指名を受けてプロ入りを決意。2016年までは、メッツ傘下のマイナーチームで経験を積みました。

2017年には、AAA級ラスベガス・フィフティワンズでシーズンをスタートし、9月8日にメジャー契約を結んで、メジャーリーグの舞台に上がりました。同日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビューを果たし、翌日の同カードでは、ホーマー・ベイリーからメジャー初安打を記録しました。この年は、メジャーで19試合に出場し、打率.303、1打点の成績を残しました。シーズンオフには、マイナー契約で再契約を結びました。

2018年は、開幕ロースター入りを果たしましたが、6月6日にDFA（戦力外通告）となり、9日にはマイナー契約でAAA級ラスベガスへ降格しました。この年はメジャーで15試合に出場し、打率.143、1打点を記録しました。オフの11月3日に自由契約となり、その後、第2回WBSCプレミア12にメキシコ代表として出場しました。

カブス傘下時代

2019年1月2日、シカゴ・カブスとマイナー契約を締結しました。この年は、傘下のAAA級アイオワ・カブスでプレーし、130試合に出場。打率.283、17本塁打、61打点をマークしましたが、メジャーへの昇格は叶いませんでした。シーズン終了後、FA（フリーエージェント）となりました。

パイレーツ時代

2019年12月17日、ピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結びました。2020年7月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りを果たし、8月7日のデトロイト・タイガース戦では、マシュー・ボイドからメジャー初本塁打を放ちました。しかし、翌8日の同カードで、一塁を守備中にミゲル・カブレラの放ったファウルフライを追った際、チームメイトのグレゴリー・ポランコと衝突し、救急搬送されるというアクシデントに見舞われました。この衝突により、顎の骨折と脳震盪を起こし、そのままシーズンを終えることとなりました。オフの12月15日に背番号を『24』に変更しましたが、同日中に『42』に再変更しました。

2021年のオフには、エストレージャス・オリエンタレスに所属し、ドミニカのウィンターリーグに参加しました。

ヤンキース傘下時代

2022年3月16日、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加しました。その後、翌17日に傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースに配属されましたが、メジャーへの昇格は果たせず、11月10日にFAとなりました。

ダイヤモンドバックス時代

2023年1月9日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を締結し、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加しました。その後、翌10日に傘下のAAA級リノ・エーシズに配属されました。

詳細情報

年度別打撃成績や年度別投手成績は、2022年度シーズン終了時点のものが記録されています。

背番号は、以下の通りです。

72（2017年）
28（2018年）
64（2020年）
24（2021年）

代表歴

2019年のWBSCプレミア12では、メキシコ代表として出場しました。

脚注

メジャーリーグベースボールの選手一覧に名前が掲載されています。

外部リンク

MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)などの公式サイトで選手の通算成績や情報が確認できます。
MiLB.comでは、フィリップ・エバンスのマイナーリーグでの成績が閲覧可能です。
* Instagramアカウント（@pevans28）も公開しています。

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