ホルヘ・リベラ (格闘家)

ホルヘ・リベラ（Jorge Rivera、1972年2月28日 - ）は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。
マサチューセッツ州フレイミングハム出身。リベラ・アスレチック・センターに所属し、ブラジリアン柔術茶帯を保持。元HOOKnSHOOT世界ライトヘビー級王者という輝かしい実績を持つ。

来歴

1991年までアメリカ陸軍に所属していたリベラは、1997年3月から総合格闘技の練習を開始。2001年6月にはブランドン・リー・ヒンクルとの試合でプロデビューを果たすも、TKO負けという結果に終わった。

2002年に入ると、リベラの才能が開花する。5月18日には、USMMAライトヘビー級王座決定戦でジョー・ナイと対戦し、パンチ連打でTKO勝ちを収め、見事王座を獲得。さらに、9月21日にはUSMMAで行われたHOOKnSHOOT世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者トラヴィス・ルターに挑み、パウンドでTKO勝ちを収め、再び王座を手にした。

UFC参戦

2003年9月26日、リベラはついにUFCの舞台へ。UFC 44でデビッド・ロワゾーと対戦し、判定の末勝利を収めた。しかし、2004年1月31日のUFC 46ではリー・マーレイに一本負け。さらに、10月22日のUFC 50ではリッチ・フランクリンにも一本負けを喫し、UFCで2連敗となった。

2005年4月30日、Cage Rageでの連勝を経て、アンデウソン・シウバが持つ世界ミドル級王座に挑戦するも、TKO負けを喫し王座獲得はならなかった。

2006年には、ミドル級王座挑戦権を賭けたリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン4に参加。しかし、緒戦でパトリック・コーテに敗れる。11月11日のフィナーレではエドウィン・デューイーズにTKOで勝利した。

2008年1月19日、1年振りのUFC出場となったUFC 80でケンドール・グローブに勝利。6月7日のUFC 85ではマルティン・カンプマンにギロチンチョークで一本負けを喫した。

2009年4月1日、UFC Fight Night: Condit vs. Kampmannでニッセン・オスターネックに判定勝ち。10月24日、UFC 104でロブ・キモンズにTKO勝ちを収めた。

2010年3月31日、UFC Fight Night: Florian vs. Gomiでは同じTUF出身のネイサン・クォーリーと対戦。1Rから打撃で攻勢に出て、2R開始直後には左フックでダウンさせ、パウンドでTKO勝ちを収めた。

2011年2月27日、UFC 127でマイケル・ビスピンと対戦し、スタンドパンチ連打でTKO負けを喫した。

2012年1月20日、UFC on FX 1でエリック・シェイファーと対戦し、パウンドでTKO勝ち。この試合後、現役引退を表明した。

獲得タイトル

USMMAライトヘビー級王座（2002年）
第2代HOOKnSHOOT世界ライトヘビー級王座（2002年）
* Eruptionミドル級王座（2004年）


リベラは、常に果敢な姿勢で試合に臨み、数々の激闘を繰り広げた。その勇姿は、多くの格闘技ファンに記憶されている。

もう一度検索