マット・ターバン

マット・テイヴェン（Matt Taven）

マット・テイヴェン、本名マシュー・マリネリ（Matthew Marinelli）は、1985年3月20日生まれのアメリカ合衆国のプロレスラーです。彼はニューハンプシャー州デリー出身で、現在はAEW（All Elite Wrestling）に所属しています。テイヴェンはその卓越したリング技術とキャラクターで知られ、多くのファンに支持されています。

キャリアの始まり

テイヴェンは2008年3月7日にプロレスデビューを果たしました。彼の初期のキャリアは、新興団体での試合を中心に展開され、徐々に名を広めていきました。

ROHでの成功

2013年3月2日、テイヴェンはROH（Ring of Honor）の11周年記念興行に出場。アダム・コールが保持していたROH世界TV王座に挑戦し見事勝利を収め、第7代王者となりました。その後、彼は12月14日までに11度の防衛を成功させ、強さを示しました。

さらに、2014年5月17日にはROHと新日本プロレスの合同興行「WAR OF THE WORLDS」に出場し、ACHやトマソ・チャンパとともに試合を行います。特に、ロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ、渡辺高章との戦いでは、渡辺からピンフォールを奪い勝利を収めました。

タッグチームとタイトル獲得

2014年11月7日、テイヴェンはマイケル・ベネットとタッグを組み「キングダム」というチームを結成。その後、11月22日には新日本プロレスのWORLD TAG LEAGUEに出場し、4勝3敗という結果でした。2015年には「Winner Takes All」などの興行でベネットと共に活躍し、IWGPタッグ王座を獲得しました。

さらに、2019年4月6日、ニューヨークで開催された「G1 Supercard」では、ジェイ・リーサルを破りROH世界ヘビー級王座を手に入れました。これにより、テイヴェンの名はさらに高まりました。

得意技とスタイル

テイヴェンは多数の得意技を持っています。その中でも、彼のフィニッシュホールド「クライマックス」は特に知られています。この技は相手の頭をヘッドロックでしっかりと掴み、力強く前方に倒れ込むことで相手の顔面をマットに叩きつけるスタイルです。また、彼はジャックナイフチョップやエルボー、ドロップキックなど多種多様な打撃技を駆使し、試合の流れを作ります。

投げ技も得意としており、コークスクリュー・ネックブリーカーやスープレックスなどを使用します。特に「ヘルメリー」という合体技では、ベネットと共に相手を高角度で持ち上げ、パイルドライバーを仕掛ける姿は圧巻です。

タイトル歴

テイヴェンはこれまでに多くのタイトルを獲得してきました。ROHでは世界王座を含む様々なチャンピオンシップを制するなど、実力派レスラーとしての地位を確立しています。また、新日本プロレスやCMLLでも成功を収めており、その実績は国内外で高く評価されています。

現在の活動

現在、テイヴェンはAEWで活動しており、リング上での彼の試合は多くのファンの期待を集めています。今後の彼の活躍から目が離せません。

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