マーセル・オズナ

マーセル・オズナ・アイデルフォンゾ

マーセル・オズナ・アイデルフォンゾ（Marcell Ozuna Idelfonso）は、1990年11月12日生まれのドミニカ共和国出身のプロ野球選手です。彼は現在、メジャーリーグのアトランタ・ブレーブスに所属する外野手で、右投げ右打ちのプレイヤーであり、その愛称は「ザ・ビッグ・ベアー」です。

経歴

プロ入りとマーリンズ時代

オズナは2008年2月15日にフロリダ・マーリンズ（現：マイアミ・マーリンズ）と契約を結びました。彼のプロキャリアは傘下のルーキーリーグから始まり、2009年にはアメリカ本土に渡り、様々なマイナーリーグで経験を積んでいきました。2012年には40人枠に登録され、2013年にはメジャーリーグに初昇格。以来、彼は次第に頭角を現し、2014年には153試合に出場し、23本塁打、85打点という成績を挙げたのです。

2015年には不振に陥るものの、2016年にはオールスターゲームにも出場し、打率.266で23本塁打を記録。また、2017年には自己最高の成績を収め、159試合に出場して37本塁打、124打点をマークしました。この年には、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を同時に受賞しました。

カージナルス時代

2017年12月にセントルイス・カージナルスへ移籍したオズナは、2018年6月2日に通算100号本塁打を達成。シーズンを通じて148試合に出場し、打率.280、23本塁打、88打点を記録しました。しかし、2019年には指の骨折に苦しみつつも、130試合で29本塁打の成績を残し、ポストシーズンにも出場。オフにはクオリファイング・オファーを拒否し、FAとなりました。

ブレーブス時代

2020年にアトランタ・ブレーブスと契約したオズナは、短縮シーズンで全60試合に出場。彼は打率.338、18本塁打、56打点を記録し、ナ・リーグ指名打者部門でのシルバースラッガー賞を受賞。2021年には4年契約を結びましたが、シーズン途中に家庭内暴力で逮捕され、チームから制限リストに入れられました。

選手としての特徴

オズナは非常に高い長打力を持つ選手で、その力は「モンスター・パワー」とも称されます。また、強肩も特徴であり、守備にも定評があります。2017年にはMLB.comのアナリストによって、最高の左翼手との評価を受けたこともあります。

詳細情報

年度別打撃成績

2023年度シーズンをもって、彼は数々の記録を残してきました。特に2020年のシーズンは、打撃面での成績が光る年となり、彼の能力を証明する結果となりました。

タイトルと受賞歴

• - 本塁打王：1回（2020年）
• - 打点王：1回（2020年）
• - シルバースラッガー賞：2回（2017年、2020年）
• - エドガー・マルティネス賞：1回（2020年）
• - ゴールドグラブ賞：1回（2017年）

彼は多くの栄冠を手にしてきた選手であり、その活躍は今後も期待されます。プロ野球選手としてのキャリアを経て、ファンの心に残る選手であり続けることでしょう。

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