メルクマール京王笹塚

メルクマール京王笹



メルクマール京王笹は、東京都渋谷区にある複合施設で、商業、行政、業務、住宅の各機能と駐車場を備えています。京王線駅南口に位置し、駅からのアクセスも非常に便利です。この施設は、京王グループの一員である京王重機整備本社ビルとして機能しており、地域社会に貢献する施設として重要な役割を担っています。

概要



この施設は、渋谷区が策定した「笹駅南口地区地区計画」に基づき、京王重機整備本社ビルを建て替えて再開発されたものです。2015年4月1日にオープンしました。地上21階、地下2階建てで、高さ93m、延床面積38,449m²を誇ります。

施設内は、1階から3階が商業施設「フレンテ笹」となっており、39の店舗が営業しています。4階には、地域貢献施設として渋谷区の笹駅前区民施設と渋谷区立笹図書館が開設されており、地域住民の生活を豊かにする役割を担っています。さらに、4階から8階はオフィスフロア、10階から21階は賃貸マンション「メルクマール京王笹レジデンス」となっています。

「メルクマール」という名前は、ドイツ語で「目印」や「指標」を意味し、この地域の地名「笹」の由来となった「一里[[塚]]」を象徴しています。江戸時代甲州街道沿いに一里[[塚]]が設けられ、笹が生い茂っていたことが地名の由来とされています。

沿革



2011年9月:旧京王重機ビルの解体工事開始
2012年3月30日:「笹駅南口地区地区計画」決定。A街区(メルクマール京王笹)、B街区(笹ショッピングモール21)、C街区(中村屋東京事業所)の総敷地面積は約3ヘクタール
2012年5月11日・12日:東京都中高層建築物に係る紛争予防に関する説明会を開催。
2012年11月21日:開発許可取得。
2012年12月1日:新築工事着工。
2013年1月16日:開発許可取得。
2015年3月9日:レジデンス入居開始。
2015年3月下旬:検査、竣工。
2015年4月1日:グランドオープン。
2015年9月24日:東京都水道局渋谷営業所・渋谷給水管工事事務所が移転。
2020年10月30日:商業施設の一部がリニューアルオープン。

建築概要



所在地:東京都渋谷区一丁目47番1号
地域地区:商業地域、防火地域、高度利用地区(笹駅南口地区)
許容建蔽率:70%
許容容積率:650%
開発面積:5,047.21m²
敷地面積:4,820.99m²
建築面積:3,372.54m²
建蔽率:69.99%
延床面積:38,448.99m²
開発者:京王重機整備株式会社
建築主:京王重機整備株式会社
設計者:株式会社日建設計
施工者:鹿島建設株式会社、株式会社京王建設建設共同企業体
工期:2012年12月 - 2015年3月(28ヶ月)
基礎工法:直接地業べた基礎、杭基礎
店舗数:39店舗
住居数:全236戸(1K - 3LDK、全25プラン、4種類のカラーパターン)
駐車場:総台数147台(地下1・2階)、バイク置場21台(地下1階)、駐輪場300台(地下1階)
フロア数:全23フロア(商業3フロア、業務6フロア、住居12フロア、駐車場2フロア)

主要施設



商業施設:
フレンテ笹:「ちょっと上質な暮らし」をコンセプトに、39店舗が出店。
業務施設:
京王重機整備本社(ビル所有)
日本電波工業本社(オフィスフロア内)
行政施設:
駅前区民施設:地域貢献施設として、渋谷区立笹図書館も併設。
東京都水道局渋谷営業所・渋谷給水管工事事務所:2015年9月24日より移転。
住宅施設:
メルクマール京王笹レジデンス:全236戸の賃貸マンション。1Kから3LDKまでの25プランがあり、4種類のカラーパターンから選択可能。高層階からは富士山を望むことができます。

交通アクセス



鉄道:
京王線駅南口駅前
路線バス:
都営バス:渋66系統「笹駅前」下車徒歩約2分
京王バス:渋66系統、渋69系統「笹駅」下車徒歩約2分
ハチ公バス:本町・笹循環「春の小川ルート」笹駅下車徒歩約2分

メルクマール京王笹は、交通アクセスに優れ、地域住民の生活を支える複合施設として、今後もその役割を担い続けるでしょう。


もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。