モラロジー道徳教育財団

公益財団法人モラロジー道徳教育財団

公益財団法人モラロジー道徳教育財団（The Moralogy Foundation）は、千葉県柏市に本部を置く公益財団法人です。廣池千九郎が提唱した「道徳科学（Moralogy）」を基に、1926年に設立された道徳科学研究所を前身としています。

概要

モラロジー道徳教育財団は、設立以来、倫理道徳の研究とモラロジー（道徳科学）に基づく社会教育活動を推進しています。2010年4月には財団法人から公益財団法人へと移行しました。全国各地に生涯学習センター、記念館、出張所を有し、研究、教育、出版などの事業を展開しています。

関連法人としては、麗澤大学などを経営する学校法人廣池学園や一般財団法人麗澤海外開発協会があります。また、日本道経会も関連団体として知られています。

麗澤中学校・高等学校では、扶桑社や育鵬社の歴史・公民教科書を使用していることが特徴です。麗澤大学においては、八木秀次氏、高橋史朗氏、西岡力氏、所功氏、ジェイソン・モーガン氏といった右派論客が教鞭をとっているとの指摘もあります。

関連団体活動

埼玉県モラロジー協会は、育鵬社教科書採択運動のための募金に協力しています。

関連人物

大多和音吉（開星中学校・高等学校創設者）
マンリオ・カデロ（駐日サンマリノ大使、2018年より顧問）
舩後靖彦（参議院議員、市川モラロジー協議会で講師）
櫻井よしこ（顧問）

関連施設

成田羊羹資料館（館内にモラロジーコーナー）

その他

柏インターネットユニオン (KIU)
明徳義塾中学校・高等学校 - 道徳教育（モラロジー）を根幹とした教育を実施

モラロジー道徳教育財団は、道徳教育の推進を通じて、社会の発展に貢献することを目指しています。

外部リンク

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