ライブスピカ(Live spica)
ライブスピカは、かつて
STVラジオが開催していたアマチュアミュージシャンを対象とした音楽コンテスト、およびそのコンテストに関連して放送されていた
ラジオ番組です。北海道の音楽シーンにおいて、アマチュアミュージシャンの登竜門として重要な役割を果たしました。
概要
ライブスピカは、バンドやソロなどジャンルを問わず、アマチュアミュージシャンを対象としたライブコンテストとして、1999年10月から2008年3月まで開催されました。STVホールや
PENNY LANE 24などの会場で、延べ51回の通常ライブを実施。応募があったミュージシャンの音源をテープ審査した後、選ばれた約10組のアマチュアミュージシャンがステージで演奏を披露し、その中から選考が行われました。各ライブには、メジャーミュージシャンが「応援ゲスト」として出演し、会場を盛り上げました。
名称は、当時STVが所有していたイベントホール「
札幌メディアパーク・スピカ」に由来します。1999年10月3日に開催された第一回には、38組の応募があり、その中から10組が出演しました。当初は月1回の頻度で開催され、その後は主に2ヶ月に1度の割合で開催されました。
毎回、出演者の中から1組が「オーディエンス賞」に選ばれ、受賞ミュージシャンの楽曲は
STVラジオでCMとして放送されました。年度末には、札幌メディアパークスピカで「ライブスピカスペシャル」と題したイベントが開催され、その年度のオーディエンス賞受賞者によるチャンピオン大会が実施され、年間チャンピオンが決定しました。
2005年度からは、札幌メディアパークスピカで開催された
スーパーヒットチャートなまらん・
なまおんとの共同イベント「なまなまライブスピカ」内で年間チャンピオン大会が開催されました。
札幌メディアパークスピカの閉鎖に伴い、2008年3月9日の「なまなまライブスピカ」での2007年度チャンピオン大会の実施をもって、ライブスピカは終了しました。このイベントが、スピカでの最終イベント開催となりました。その後、インディーズアーティストを取り上げる企画は
スーパーヒットチャートなまらんに内包された「Beアンビシャス」として、ライブコンテストは同番組による「アンビシャスLive」として引き継がれ、2010年度まで行われました。
ライブの模様や北海道内のインディーズバンドを紹介する番組として、ライブスピカと同名の番組やコーナー企画が放送されました。
パーソナリティ
福永俊介(1999年10月 - 2000年9月)
吉川典雄(2000年10月 - 2008年3月)
放送時間
1999年10月10日 - 2000年3月:サンデーパラダイスmu内で放送
2000年4月 - 2001年3月:日曜 22:30 - 23:00
2001年4月 - 2002年10月:ラジオクリックiしてる!内で放送
2002年10月 - 2006年3月:月曜 - 金曜 24:50 - 25:00
2006年4月 - 2008年3月:スーパーヒットチャートなまらん内で放送
年間チャンピオン
歴代の年間チャンピオンに関する詳細な情報は、現時点では確認できませんでした。
主な出演アーティスト
OLD
GHOSTY BLOW
スモゥルフィッシュ
ダッチマンGサンコンズ
TRIPLANE
バイオレントイズサバンナ
応援ゲスト出演
鈴木崇
CLOUD
The Chopsticks
小久保淳平
Sound Schedule
我那覇美奈
怒髪天
サンダルバッヂ
長谷川都
ミトカツユキ
MEN☆SOUL
森山直太朗
Siren
CD
チャンピオン大会に出場したバンドの音源は、STVの子会社であるSTVメディアフィールズ21の「スピカサウンズ」レーベルからCD化されました。
LIVE SPICA CHAMPIONS - 2000年第1回チャンピオン大会出演9組のライブ音源を収録したアルバム。
LIVE SPICA CHAMPIONS 2 - 2001年第2回チャンピオン大会出演9組毎にシングルを発売。
12HEARTS「WINDING ROAD」
LUST「Shout / Ride On time」
山内智史with CRY NOTE「High Life / Go Away From You」
Hacking Animal「Ninth Gate / ハレゾラ」
JET「終わらない旅」
爆音無垢「ミント / 大和魂BLUE」
キャプテン・マッシーン「Frustration Generation」
☆カラフル☆「Easy Action Game」
GREEN GREEN「夢の島」
ライブスピカスペシャル2002 - 2002年チャンピオン大会の出演7組の音源を収録。
外部リンク
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ライブスピカ(インターネットアーカイブ)