ランドリー・エングエモ

ランドリー・エングエモ

ランドリー・ジョエル・ツァファック・エングエモ（Landry Joel Tsafack N'Guémo, 1985年11月28日 - 2024年6月27日）は、カメルーンの首都ヤウンデ出身の元サッカー選手。ポジションは主にミッドフィールダー。

クラブ経歴

初期

カメルーン西部のジャングで生まれ、13歳でヤウンデに移るまで地元の様々なクラブでプレー。

ASナンシー

ヤウンデでのプレーがASナンシーのスカウトの目に留まり、フランスへ。15歳で契約を結び、2005年8月14日のオリンピック・リヨン戦でリーグ・アンデビュー。その1ヶ月後にはトロワAC戦で初の先発出場を果たしました。2009年1月には、アーセナルFC、サンダーランドAFC、エヴァートンFCなどからの関心が報道され、自身もプレミアリーグでのプレーを希望していることを明かしました。同年1月31日のル・アーヴルAC戦で決勝点を挙げ、これが自身初の得点となりました。5月23日のオリンピック・マルセイユ戦でも得点しましたが、試合は2-1で敗れました。

セルティックへのレンタル移籍

2009年7月16日、スコットランドのセルティックFCへ買取オプション付きの1年間のレンタル移籍が決定。背番号は6番。カーディフ・シティFC戦でデビューし、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。UEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦のFCディナモ・モスクワ戦で公式戦デビューを飾るも、本大会出場は逃しました。リーグ戦では開幕戦からレギュラーとして活躍しましたが、シーズン終了後、セルティックとの完全移籍交渉は成立せず、ASナンシーへ復帰。

ボルドー

2011年7月4日、フェルナンド・メネガッゾの後釜として、リーグ・アンのボルドーへ3年契約で移籍。8月6日のASサンテティエンヌ戦でデビューしました。

代表経歴

カメルーン代表としては、2010 FIFAワールドカップ・アフリカ予選に出場し、本大会出場に貢献。アフリカネイションズカップ2010ではチュニジア戦で得点を記録しました。2010年と2014年のFIFAワールドカップにも出場。

死去

2024年6月27日、ヤウンデで交通事故により死去。38歳でした。

人物

鷹狩と猛禽類のコレクションを趣味としており、お気に入りのオジロワシにジョージ・ウェアにちなんで「ジョージ」という名前をつけていました。

タイトル

ASナンシー

クープ・ドゥ・ラ・リーグ: 2005-06

ボルドー

クープ・ドゥ・フランス: 2012-13

代表歴

2010 FIFAワールドカップ
2014 FIFAワールドカップ

国際Aマッチ 42試合 3得点 (2006年-2014年)

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