レヴィ・クーパー

レヴィ・クーパー（タッカー）

レヴィ・クーパー（Levi Rolla Copper、1990年7月24日 - ）は、アメリカ合衆国オレゴン州ハバード出身のプロレスラーです。WWEではタッカー（Tucker）のリングネームで活躍していました。

アマレス時代

レヴィ・クーパーは、高校時代からレスリング、陸上、アメリカンフットボールと多様なスポーツで才能を発揮しました。特にレスリングとアメリカンフットボールではキャプテンを務めるなど、リーダーシップも持ち合わせていました。

2008年にポートランド州立大学に進学後はレスリングに専念し、1年生ながらPac-10 Championshipsで7位入賞という好成績を収めました。その後、2009年にカリフォルニア州立大学ベーカーズフィールド校、2010年にアリゾナ州立大学へと転校し、130kg級の選手として活動しました。2010年のNCAA選手権では8位入賞を果たし、2011年にはオールアメリカンチームに選抜されるなど、輝かしい実績を残しました。2013年には、アメリカ国内で年間18位という評価を得ています。

プロレスキャリア

NXT

2014年10月、レヴィ・クーパーはWWEと契約を交わし、プロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。WWEパフォーマンスセンターで基礎を学んだ後、NXTにタッカー・ナイト（Tucker Knight）のリングネームで昇格。同年11月には、エリートアマチュアレスラーユニット、シュート・ネイションの一員として紹介されました。12月19日には、NXT Liveでセコンドとして初登場を果たしました。

2015年3月12日、NXT Liveでソーヤー・フルトンとタッグを組み、ダブステップ・カウボーイズ（ブレイク & マーフィー）とデビュー戦に臨みましたが、惜しくも敗北しました。

2016年3月2日、NXTに初登場。ヒューゴ・ノックスとのタッグで、ボードビレインズ（サイモン・ゴッチ & エイデン・イングリッシュ）と対戦しました。ノックスが捕まる苦しい展開の中、タッチを受けてクローズラインなどで反撃しましたが、最後はワーリング・ダーヴィッシュに敗れました。

2016年7月22日、ニコラ・ボゴイェビッチとタッグを組んでTM61（シェイン・ソーン & ニック・ミラー）と対戦し敗北。しかし、この試合を機にボゴイェビッチとのタッグを結成し、活動を開始。10月にはヘビー・マシーナリー（Heavy Machinery）というタッグ名が与えられ、ボゴイェビッチはオーティス・ドーゾビッチに改名しました。同月19日、NXTのダスティ・ローデス・タッグトーナメント・クラシックに出場し、オースチン・エリーズ & ロデリック・ストロング組と対戦。パワーを活かした連携技を披露しましたが、最後はエリーズのローリング・エルボーからのストロングのデス・バイ・ロデリックに敗れました。

2018年4月27日、WWE・Greatest Royal Rumbleの50人グレイテスト・ロイヤルランブルマッチに24番手で出場。ドリュー・グラックを脱落させ、チャド・ゲイブルにルー・テーズ・プレスを見せるなど活躍しましたが、ビッグEのビッグ・エンディングを受け、脱落しました。

WWE

2019年1月14日、RAWでアレクサ・ブリスとポール・ヘイマンのセグメントにオーティス・ドーゾビッチが登場。ヘイマンとブリスに話しかけているところを止めに入りバックステージに消え、同月21日、ヘビー・マシーナリーとしてジ・アセンションを相手にデビュー戦を行い勝利しました。

得意技

エルボー
エルボー・スタンプ
バックエルボー
ナックルパンチ
ハンマー・ブロー
クローズライン
キャノン・ボール
ヘッドバット
ショルダータックル
スープレックス
スーバープレックス
ベリー・トゥー・バック・スープレックス
パワーボム
ベリー・トゥー・ベリー・スープレックス
ジャーマンスープレックス
ベアハッグ

獲得タイトル

* WWE・24/7王座 : 2回

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