ロビー・イーグルス

ロビー・イーグルス：豪州のプロレス界の申し子

ロビー・イーグルス（Robbie Eagles、1990年2月13日生まれ）は、オーストラリアのプロレスラーで、主に新日本プロレスに所属しています。彼のキャリアは2008年3月にオーストラリアのプロレス団体PWAでスタートし、それ以来、着実に成長を遂げてきました。

来歴

デビュー以来、イーグルスは国内のリングで経験を積み続け、2018年2月には新日本プロレスのオーストラリア巡業に参加しました。この巡業では、シドニー大会でマイク・モレッティとタッグを組み、EVILとSANADAに挑戦。また、パース大会ではCodyやウィル・オスプレイとの3WAYマッチにも出場しました。特に4月にはアメリカのPWGで石森太二との出会いがあり、彼との結びつきが今後のキャリアに影響を与えます。

2018年10月、東京の両国国技館大会でバッドラック・ファレにより、イーグルスのBULLET CLUB加入が発表されました。彼は石森とタッグを組み「SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018」に挑戦し、デビュー戦では獣神サンダー・ライガーから勝利を収めました。

2019年には、BEST OF THE SUPER Jr. 26に初参加し、ウィル・オスプレイとの試合では勝利を収めるものの、エル・ファンタズモの介入でトラブルが生じ、BULLET CLUB内での緊張関係が浮き彫りになりました。2019年6月29日にはIWGPジュニアヘビー級選手権に挑戦しますが、敗北。その後、同年30日にはジェイ・ホワイトやファレとタッグを組むも、あえなく敗戦。その中でオスプレイと手を組み、CHAOSに電撃加入しました。

2021年にはエル・デスペラードを下し、IWGPジュニアヘビー級王者に輝きました。以降、防衛戦を重ねる中で、何度も茶番を演じたファンタズモとの攻防が続く中、タッグ王座も獲得し、ジュニアヘビー級の二冠王者に名を連ねました。しかし、11月には再びエル・デスペラードとの試合で王座を失いました。

2022年には、IWGPジュニアタッグ選手権での成功を収め、ついには疑惑の足を持つファンタズモとの再戦も繰り広げられることになります。

2023年3月21日には新日本プロレス長岡大会にて、TMDKへの加入が発表されました。これは彼にとって新たな挑戦のスタートを意味します。

人物

イーグルスの趣味はライブ観賞、映画鑑賞、海に行くことです。彼がリスペクトする人物はポール・ラッドで、好きな食べ物は寿司とフライドチキンです。

得意技

イーグルスのファイトスタイルは、空中殺法や膝攻めを巧みに取り入れた変則的なもので、相手へのサブミッション技も得意としています。彼は自らのスタイルについて「タクティクスに秀でたタクティシャン」と自負していることから、その名でも知られています。

特に見どころとなるフィニッシュ・ホールドはロン・ミラー・スペシャルで、敵の膝に450°スプラッシュを決めた後、裏足4の字固めへと移行します。その他にも、様々な打撃技や空中戦技を持ち合わせており、彼の試合は常に観客を魅了しています。

タイトル歴

イーグルスの輝かしいタイトル歴には、IWGPジュニアヘビー級王座やジュニアタッグ王座などがあり、彼のプロレスラーとしての実力と魅力を示しています。これからの彼の活躍にも、多くの期待が寄せられています。

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