ローガン・シューロ

イライアス（Elias）

ジェフリー・シューロ（Jeffrey Daniel Sciullo、1987年11月22日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のプロレスラーであり、ミュージシャンとしても活動しています。現在はイライアス（Elias）のリングネームでWWEに所属しています。

来歴

インディー団体

2008年、シューロは地元のペンシルベニア州を拠点とするIWC（International Wrestling Cartel）のトレーニングセンター、ICWA（Iron City Wrestling Academy）でプロレスラーになるためのトレーニングを開始しました。同年6月7日、IWCのイベント「Summer Sizzler 2008」でローガン・シューロ（Logan Shulo）のリングネームでデビュー。CJセンセーションとのシングルマッチでプロレスラーとしての第一歩を踏み出しましたが、初戦は敗北となりました。しかし、同年8月2日にはCJセンセーションとの再戦で勝利し、プロレスラーとして初めての勝利を飾りました。

2009年以降、IWCで中堅としての地位を確立。しかし、タイトル戦線にはなかなか絡むことができませんでした。2011年にはIWCスーパーインディー王座争奪トーナメントに出場し、12月10日の決勝まで進出しましたが、王座奪取はなりませんでした。しかし、このトーナメントでの活躍をきっかけに、トップへの足掛かりを掴みました。

2012年3月10日、IWC世界ヘビー級王座を保持するジミー・デマルコに挑戦し、見事勝利。自身初となる王座戴冠を果たしました。同年12月15日には、サミ・キャラハンが保持するIWCスーパーインディー王座と自身のIWC世界ヘビー級王座を賭けたダブルタイトルマッチを行い、勝利。二冠王者となりましたが、直後にジョン・マチェスニーとのIWC世界ヘビー級王座戦が組まれ、敗北。王座を失いました。

WWE

NXT

2013年11月、シューロはWWEとディベロップメント契約を交わして入団。イライアス・サムソン（Elias Samson）のリングネームでWWEパフォーマンスセンターにてトレーニングを開始し、2014年4月にNXTに昇格しました。同年5月15日、NXTにてバディ・マーフィーとタッグを組み、ジ・アセンション（コナー & ビクター）を相手にデビューマッチを行うも敗北。10月23日には、バロン・コービンとのシングルマッチで秒殺敗戦を喫しました。

2015年7月12日、NXT Liveにてギミックをカントリーミュージシャンへと変更。ギターを持って入場することがトレードマークとなりました。12月23日、ブル・デンプシーと対戦。デンプシーのショルダーブロックを受け倒れるも、再度仕掛けてきたところにカウンターのジャンピングニーを決め、最後にダイビング・エルボードロップを決めて勝利しました。

2016年1月27日、ジョン・スカイラーと対戦。最後にジャンピングニーからローリング・カッターへと繋げて勝利。6月3日、NXT Liveにてアンドラーデ・アルマスとの対戦中に左足首を痛め、試合は中止。長期の離脱となりました。9月29日、NXT Liveにて復帰。

2017年3月22日、NXTにてバックステージでインタビューを受けていたカシアス・オーノに因縁をつけ、オーノがルーザー・リーブス・NXTマッチを提案。これに承諾して対戦することが決定しました。同月29日、カシアス・オーノとルーザー・リーブス・NXTマッチを行い、執拗な首への攻撃を徹底。終盤にはフォールを何度も繰り返し、ジャンピングニーからアンコールを狙いましたが、切り返されるとローリング・エルボーを決められ敗戦。NXTから追放となりました。NXT追放後はマスクマンに扮してNXT Liveに出場。4月5日、エル・バガボンド（El Vagabundo）としてオニー・ローキャンと対戦。終盤にマスクを取られると動揺し、最後にブロックバスターを決められ敗戦。試合後、セキュリティに取り押さえられリングを後にしました。

WWE

2017年4月10日、WWE・RAWにて8人タッグマッチで入場していたハーディー・ボーイズ（マット・ハーディー & ジェフ・ハーディー）に続いてバックステージより登場。試合には参加せず姿を消しました。5月22日、RAWにて試合前に弾き語りを披露。演奏中に対戦相手であるディーン・アンブローズに入場されます。試合では関節技を中心に組み立てますが、終盤にルナティック・ラリアットを喰らい両者倒れたところにザ・ミズが乱入し襲撃され無効試合になります。試合後にアンブローズがミズを追い回しているところで捕まえるとアンコールを見舞い溜飲を下げました。6月12日、ディーン・アンブローズと対戦。中盤にミズ & マリースが介入してアシストを受けます。終盤には試合よりもミズに意識したアンブローズが場外で揉め合うとカウントを取られた事に気づかず、カウント10間近でリングに上がったところへダブル・ニー・ドロップを見舞い、最後にアンコールを決めて勝利しました。7月27日、リングネームをイライアス（Elias）へとマイナーチェンジ。リングネーム改名後、同月31日、カリストと対戦。終盤にセントーンから低空ドロップキック、コルバタと連携技を喰らいますが、最後にドリフト・アウェイを決めて勝利しました。

その他

2015年よりプロレスでミュージシャンギミックで活動していますが、2018年7月に正式にミュージシャンとしてデビューを果たし、アルバムをリリースしています。

得意技

ドリフト・アウェイ
フィニッシャー。スウィンギング・フィッシャーマンズ・ネックブリーカー。
アンコール
ローリング・カッター。
ダイビング・エルボードロップ
ジャンピングニー
ヘイローボム
インディー時代のフィニッシャー。相手を肩車で持ち上げ、上体を捻りスイングさせて相手の体位を振り返させると同時にシットダウン・パワーボムを決める。
高木三四郎のシットダウンヒマワリボム、旭志織のヒマワリボムと同型技。
ローリングラリアット
ボストンクラブ
バックハンド・チョップ
ギターショット
ギターを相手に叩きつける反則攻撃。
ジェフ・ジャレット、ホンキー・トンク・マンの代名詞を引き継ぐ形であり、2018年5月にジェフ・ジャレットとの対談が実現。お互いのギターショットについて比較しています。

獲得タイトル

WWE

WWE 24/7王座 : 4回

IWC

IWC世界ヘビー王座 : 1回
IWCスーパーインディー王座 : 2回

入場曲

"Darkside of the Road" - Ol' Style Skratch
"Drift" - CFO$

ディスコグラフィ

アルバム

脚注

外部リンク

* Internet Wrestling Database

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