三条駅 (新潟県)

三条駅（新潟県）

三条駅は、新潟県三条市南新保に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。歴史と周辺地域の情報についてまとめました。

歴史

1898年（明治31年）6月16日：北越鉄道の駅として開業
1907年（明治40年）8月1日：北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の駅となる
1970年（昭和45年）10月1日：貨物取扱を廃止
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱いを廃止
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる
1990年（平成2年）12月1日：みどりの窓口を開設
2008年（平成20年）3月15日：新潟近郊区間が拡大され、ICカード「Suica」が利用可能となる。同時に自動改札機を導入
2022年（令和4年）9月30日：みどりの窓口営業を終了

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅です。以前は2面3線でしたが、島式ホーム駅舎側の線路（以前の2番線）が本線から切り離され、架線が撤去されて現在の構造となりました。両ホームは跨線橋で連絡しています。

1番ホーム南端には、1912年（明治45年）3月に建てられたランプ小屋が残されています。

燕三条駅が管理する業務委託駅で、JR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が受託しています。駅員が配備されるのは午前中の短時間のみで、その他の時間は無人となります。

2008年（平成20年）3月15日にSuicaサービスに対応した自動改札機（3通路）が導入されました。1通路は交通系iCカード専用です。

駅舎にはタッチパネル式自動券売機・待合室・自動販売機・化粧室などがあります。

2005年（平成17年）4月には、駅舎隣に線路の東西を結ぶ連絡自由通路が完成しました。これは、駅の最寄りである新潟県立三条高等学校が校舎老朽化のため、2005年度より駅東側の市内月岡地内に移転したことに伴い整備されたものです。

のりば

（出典：JR東日本:駅構内図）

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は1,617人です。

2000年度（平成12年度）以降の推移は以下の通りです。

駅周辺

三条駅と弥彦線北三条駅の間、五十嵐川右岸側には三条の古くからの市街地が広がっています。この市街地への距離は東三条駅よりも当駅の方が近いですが、路線バス等との交通結節点としての役割は特急停車駅である東三条駅が担っており、JTB時刻表における「市の代表（中心）駅」も東三条駅です。

駅周辺を含む五十嵐川南部は嵐南地区と呼ばれており、木工業が盛んです。

駅前には交番や商店と食堂を兼ねる旅館・ボウリング場などがあり、新潟県道35号三条停車場線が北へ伸びています。

駅東側には新潟県立三条高等学校や郊外型店舗の他、コロナ本社があります。

バス路線

路線バス及び高速バスは隣の東三条駅が拠点となっており、当駅前からはごく一部が発着するのみです。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■信越本線

■快速

見附駅 - 三条駅 - 東三条駅

■普通

東光寺駅 - 三条駅 - 東三条駅

脚注

記事本文

利用状況

JR東日本の1999年度以降の乗車人員

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（三条駅）：JR東日本

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