上東駅

上東駅について

上東駅（サンドンえき）は、大韓民国の慶尚南道密陽市上東面金山里に位置する重要な鉄道駅です。この駅は韓国鉄道公社（KORAIL）が運営する京釜線に属しており、地域の交通の要所とされています。

駅の構造とナビゲーション

上東駅は、地上駅であり、2面の島式ホームと4線のトラックを有しています。駅舎と各ホームは構内の踏切を通じて接続されており、利便性が高い設計になっています。また、乗り場の番号は、線路の番号ではなくホームごとに区分されているため、乗客が迷うことなく目的の列車を見つけることができます。

周辺施設

駅の周辺には多くの施設が存在しています。特に、洛東江が近くにあり、自然を楽しむことができるスポットとなっています。そのほかにも、密陽上東郵便局や上東初等学校・中学校、上東面事務所、さらには上東体育公園といった施設が周囲に点在しており、地域住民の日常生活を支えています。

駅の歴史

上東駅の歴史は1904年にまで遡ります。7月1日に京釜線の草梁と清道間が開通した際に駅舎の建設が始まり、1906年5月15日に楡川駅（유천역）として正式に営業を開始しました。しかし、1945年3月には京釜線の複線化に伴い駅舎がオク山里から金山里に移転されることとなりました。

1952年9月に発生した朝鮮戦争では駅舎が全焼し、その後1956年1月12日に新しい駅舎が竣工されました。さらに2000年1月1日には駅名が上東駅に改称され、2004年3月には京釜線の新巨駅と上東駅間の線路が直線化されるなど、整備が進められました。

上東駅に停車する列車

2010年8月のデータによると、上東駅には釜山方面に向かうムグンファ号が1日17本、そしてソウル方面へ向かうムグンファ号が1日14本の便が運行されています。ただし、ITX-セマウルはこの駅を通過します。

隣接する駅

上東駅の隣には清道駅と密陽駅があり、京釜線を利用する多くの乗客にとって、重要な接続点となっています。

まとめ

上東駅は、その便利な交通機関としての役割だけでなく、周囲の自然や地域施設と融合しながら、多くの人々に利用され続けています。豊かな歴史を持ち、地域社会に根ざした駅として、今後も重要な存在であり続けるでしょう。

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