上海虹橋駅
上海虹橋駅は、中国国家鉄路集団が管轄する、上海市閔行区に位置する巨大な鉄道ターミナルです。この駅は、虹橋総合交通中枢の中核をなし、高速鉄道、都市間鉄道、上海地下鉄が乗り入れる重要な交通拠点となっています。また、長距離バスターミナルも併設されており、多様な交通手段が利用可能です。
上海虹橋駅は、上海虹橋国際空港の西側に隣接し、虹橋総合交通中枢の一部として機能しています。京滬[[高速鉄道]]、滬寧都市間鉄道、滬昆旅客専用線などの高速鉄道が乗り入れ、中国華東地区における最重要の鉄道旅客ターミナルとしての役割を果たしています。この駅は、中国の高速鉄道（高鉄）ネットワークにおける主要なターミナル駅であり、上海地下鉄の虹橋火車站駅（2号線、10号線、17号線）と接続することで、市内へのアクセスも容易です。
建設は京滬[[高速鉄道]]のプロジェクトに合わせて進められ、2010年7月1日に滬寧都市間鉄道が開業し、駅の使用が開始されました。同時に上海地下鉄2号線の駅も開業しました。その後、2011年6月30日には京滬[[高速鉄道]]が開通し、現在の形となりました。
中国国家鉄路集団
2008年7月20日 - 着工。
2009年4月 - 地下部の工事が完了し、地上ホームなどの工事を開始。
2010年7月1日 - 滬寧都市間鉄道の開通に伴い開業。
2010年10月26日 - 滬杭旅客専用線の開通に伴い中間駅となる。
2011年6月30日 - 京滬[[高速鉄道]]が開通。
上海軌道交通
2010年3月16日 - 2号線が開業。ただし、当駅は高速鉄道が未開通のため通過扱い。
2010年7月1日 - 滬寧都市間鉄道の開通に伴い、2号線の当駅が開業。
2010年11月30日 - 10号線が開業。
2017年12月30日 - 17号線が開業。
2020年1月23日～2月2日 - 2号線・徐涇東～淞虹路間のトンネル改修工事により、2号線の運行停止。
中国国家鉄路集団
上海虹橋駅は、高速鉄道線と都市間鉄道線が共用する駅です。駅の2階には待合ホールと改札口（出発用コンコース）があり、北側には車寄せが設けられています。駅舎の西端にある3階にはレストランやファストフード店があります。1階はプラットホーム、地下1階は出口（到着用コンコース）、乗車券売り場、商店街、地下鉄駅の乗り場などがあります。駅舎の総面積は24万平方メートルにも及びます。
出発用コンコースは11,340平方メートルの広さを持ち、最大10,000人を収容できます。出発コンコースへの入り口には保安検査場があり、プラットホームごとに改札口が設けられています。
ホームは合計16面30線を有し、うち高速鉄道線用は10面19線、都市間鉄道線用は6面11線です。また、上海トランスラピッドの杭州への延伸計画（滬杭トランスラピッド）があり、その駅は10面10線の通過式となる予定です。
開業当初は、都市間鉄道線用の駅西側部分のみが先行して使用され、上海虹橋国際空港に隣接する駅の東側部分は閉鎖されていました。そのため、駅の乗り場に向かうエスカレーターは駅舎の西側のみが使用され、他の入口は閉鎖されていました。その後、京滬[[高速鉄道]]の開通により、駅舎全体が使用されるようになりました。
上海軌道交通
地下鉄の入口は、高鉄の地下コンコース階にあります。入口には保安検査場があり、それを通過すると切符売り場と改札口があります。
2号線、10号線、17号線は同一階層にあり、3つの島式ホームを有しています。2号線と17号線は対面乗り換えが可能な構造で、外側2線が2号線、内側2線が17号線のホームです。10号線は単一の島式ホームとなっています。17号線の開業前は、この軌道部分は2号線のホームとしても供用されており、幅の広い島式ホームでした。17号線の建設により、それまであった島式ホームが分割され、2号線のホームが行き先別に分けられました。
上海虹橋駅周辺には、以下の施設があります。
上海虹橋国際空港第2ターミナル
虹橋商務区
虹橋天地北区
虹橋天地南区購物中心（The hub mall）
コルディス上海虹橋
上海虹橋商務区管理委員会
冠捷大廈
龍湖虹橋天街購物中心
虹橋万科中心
長江商学院
駅周辺には「虹橋枢纽東交通中心」と「虹橋西交通中心」の2つのバス停があります。虹橋枢纽東交通中心は主に空港と上海虹橋駅間の移動バスが発着し、虹橋西交通中心は駅舎西側に位置し、主に地域輸送のバスが発着します。
中国国家鉄路集団
京滬[[高速鉄道]]：崑山南駅 - 上海虹橋駅
滬寧都市間鉄道：上海虹橋駅 - 安亭北駅
滬昆旅客専用線：上海虹橋駅 - 上海松江駅
上海軌道交通
2号線：国家会展中心駅 - 虹橋火車站駅 - 虹橋2号航站楼駅
10号線：虹橋2号航站楼駅 - 虹橋火車站駅
17号線：虹橋火車站駅 - 諸光路駅
上海虹橋駅紹介 - 上海鉄路局 （中国語）
上海虹橋駅列車時刻 （日本語）
* 上海虹橋駅VR全景 （中国語）
概要
上海虹橋駅は、上海虹橋国際空港の西側に隣接し、虹橋総合交通中枢の一部として機能しています。京滬[[高速鉄道]]、滬寧都市間鉄道、滬昆旅客専用線などの高速鉄道が乗り入れ、中国華東地区における最重要の鉄道旅客ターミナルとしての役割を果たしています。この駅は、中国の高速鉄道（高鉄）ネットワークにおける主要なターミナル駅であり、上海地下鉄の虹橋火車站駅（2号線、10号線、17号線）と接続することで、市内へのアクセスも容易です。
建設は京滬[[高速鉄道]]のプロジェクトに合わせて進められ、2010年7月1日に滬寧都市間鉄道が開業し、駅の使用が開始されました。同時に上海地下鉄2号線の駅も開業しました。その後、2011年6月30日には京滬[[高速鉄道]]が開通し、現在の形となりました。
歴史
中国国家鉄路集団
2008年7月20日 - 着工。
2009年4月 - 地下部の工事が完了し、地上ホームなどの工事を開始。
2010年7月1日 - 滬寧都市間鉄道の開通に伴い開業。
2010年10月26日 - 滬杭旅客専用線の開通に伴い中間駅となる。
2011年6月30日 - 京滬[[高速鉄道]]が開通。
上海軌道交通
2010年3月16日 - 2号線が開業。ただし、当駅は高速鉄道が未開通のため通過扱い。
2010年7月1日 - 滬寧都市間鉄道の開通に伴い、2号線の当駅が開業。
2010年11月30日 - 10号線が開業。
2017年12月30日 - 17号線が開業。
2020年1月23日～2月2日 - 2号線・徐涇東～淞虹路間のトンネル改修工事により、2号線の運行停止。
駅構造
中国国家鉄路集団
上海虹橋駅は、高速鉄道線と都市間鉄道線が共用する駅です。駅の2階には待合ホールと改札口（出発用コンコース）があり、北側には車寄せが設けられています。駅舎の西端にある3階にはレストランやファストフード店があります。1階はプラットホーム、地下1階は出口（到着用コンコース）、乗車券売り場、商店街、地下鉄駅の乗り場などがあります。駅舎の総面積は24万平方メートルにも及びます。
出発用コンコースは11,340平方メートルの広さを持ち、最大10,000人を収容できます。出発コンコースへの入り口には保安検査場があり、プラットホームごとに改札口が設けられています。
ホームは合計16面30線を有し、うち高速鉄道線用は10面19線、都市間鉄道線用は6面11線です。また、上海トランスラピッドの杭州への延伸計画（滬杭トランスラピッド）があり、その駅は10面10線の通過式となる予定です。
開業当初は、都市間鉄道線用の駅西側部分のみが先行して使用され、上海虹橋国際空港に隣接する駅の東側部分は閉鎖されていました。そのため、駅の乗り場に向かうエスカレーターは駅舎の西側のみが使用され、他の入口は閉鎖されていました。その後、京滬[[高速鉄道]]の開通により、駅舎全体が使用されるようになりました。
上海軌道交通
地下鉄の入口は、高鉄の地下コンコース階にあります。入口には保安検査場があり、それを通過すると切符売り場と改札口があります。
2号線、10号線、17号線は同一階層にあり、3つの島式ホームを有しています。2号線と17号線は対面乗り換えが可能な構造で、外側2線が2号線、内側2線が17号線のホームです。10号線は単一の島式ホームとなっています。17号線の開業前は、この軌道部分は2号線のホームとしても供用されており、幅の広い島式ホームでした。17号線の建設により、それまであった島式ホームが分割され、2号線のホームが行き先別に分けられました。
駅周辺
上海虹橋駅周辺には、以下の施設があります。
上海虹橋国際空港第2ターミナル
虹橋商務区
虹橋天地北区
虹橋天地南区購物中心（The hub mall）
コルディス上海虹橋
上海虹橋商務区管理委員会
冠捷大廈
龍湖虹橋天街購物中心
虹橋万科中心
長江商学院
バス路線
駅周辺には「虹橋枢纽東交通中心」と「虹橋西交通中心」の2つのバス停があります。虹橋枢纽東交通中心は主に空港と上海虹橋駅間の移動バスが発着し、虹橋西交通中心は駅舎西側に位置し、主に地域輸送のバスが発着します。
隣の駅
中国国家鉄路集団
京滬[[高速鉄道]]：崑山南駅 - 上海虹橋駅
滬寧都市間鉄道：上海虹橋駅 - 安亭北駅
滬昆旅客専用線：上海虹橋駅 - 上海松江駅
上海軌道交通
2号線：国家会展中心駅 - 虹橋火車站駅 - 虹橋2号航站楼駅
10号線：虹橋2号航站楼駅 - 虹橋火車站駅
17号線：虹橋火車站駅 - 諸光路駅
外部リンク
上海虹橋駅紹介 - 上海鉄路局 （中国語）
上海虹橋駅列車時刻 （日本語）
* 上海虹橋駅VR全景 （中国語）
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