上道駅 (岡山県)

上道駅（じょうとうえき）

岡山県岡山市東区中尾に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陽本線の駅です。駅番号はJR-S05で、地域住民の生活に欠かせない駅として機能しています。

歴史

上道駅は、1986年（昭和61年）11月1日に国鉄山陽本線の戸駅 - 東岡山駅間に新設されました。当初から旅客営業のみを行う駅として開業しています。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。

2007年（平成19年）にはICOCA対応の簡易型自動改札機が導入され、同年9月1日からはICカード「ICOCA」の利用が可能となりました。これにより、利用者の利便性が向上しました。2016年（平成28年）4月21日には発車標が使用開始され、駅の案内機能が強化されています。

2019年（令和元年）5月31日をもって、みどりの窓口の営業が終了し、翌6月1日からは終日無人駅となりました。2020年（令和2年）9月には駅ナンバリングが導入され、駅の識別がより明確になっています。

駅構造

上道駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。分岐器や絶対信号機を持たないため、構造上は停留所に分類されます。駅は南北双方から出入りが可能で、改札口は1ヶ所のみ設置されています。後からできた駅ということもあり、ホームはそれほど広くはありません。

東岡山駅が管理する無人駅であり、ICOCAが利用可能です。自動改札機は集札機能のない簡易式のため、降車客は乗車券を集札箱に投入する必要があります。ICOCAの相互利用については、ICOCAの項を参照ください。

のりば

上り（岡山・福山方面）
下り（倉敷・広島方面）

利用状況

近年の一日平均乗車人員の推移を見ると、地域住民の利用が安定していることがわかります。詳しい乗車人員のデータについては、公式サイトや関連資料をご確認ください。

駅周辺

駅の南側には、1984年（昭和59年）より開発が始まった東岡山レークタウンがあります。このレークタウンの開発に合わせて、1986年（昭和61年）に上道駅が開業しました。国道250号線沿いに位置し、交通の便が良いことから、岡山市のベッドタウンとしての機能が高まり、世帯数が急増しました。

駅の東側近辺には、かつて旧山陽道の茶屋があったと伝えられています。また、駅の北東の畑の周辺には、源為朝の墓があるという言い伝えも残っています。

駅周辺施設

岡山市東区役所古都市民サービスセンター
岡山市東消防署上道出張所
東岡山レークタウン
アビオ中尾台
フローラルアベニュー上道駅前
中尾団地
向山団地
岡山市立城東台小学校
岡山市立浮田小学校
岡山上道郵便局
備前日生信用金庫上道駅前支店
わたなべ生鮮館城東店
ナカシマプロペラ本社工場
コカ・コーラボトラーズジャパン岡山東支店
山陽ヤナセ本社
熱田八幡宮社務所
真言宗高福寺医光院
沼城跡（亀山城跡）
国道250号

バス路線

宇野バス -「中尾」停留所（南約100 m）
252：八日市
253：片上
254：瀬戸駅
256：ネオポリス東
259：ネオポリス西
252・253・254・256・259：表町バスセンター・岡山駅
西大寺ふれあいセンター・ふれあいバス：「城東台」停留所（南約750 m）
日曜日・毎月第3土曜日（休館日）及び年末年始は運休
西大寺ふれあいセンター行きは午前と午後の各1回のみ運行

その他

境線にある上道駅（あがりみちえき）と区別するため、一部の切符では当駅が「（陽）上道」と印字されることがあります。また、ICOCAの使用履歴については「ジョウトウ」と片仮名で表記されます。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

山陽本線
瀬戸駅 (JR-S06) - 上道駅 (JR-S05) - 東岡山駅 (JR-S04)

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
城東駅 - 同じく「じょうとう」と読む上毛電気鉄道上毛線の駅
上道地域

外部リンク

* 上道駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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