上野御徒町駅

上野御徒町駅について

上野御徒町駅は、東京都台東区上野五丁目に位置する、東京都交通局（都営地下鉄）大江戸線の駅です。駅番号はE09で、上野と御徒町の間に位置することから名付けられました。開業当初は「上野松坂屋前」という副名称が駅名標に記載されていましたが、現在は撤去されています。また、以前は駅の案内放送でも副名称が使用されていましたが、2009年初頭に更新された際に廃止されました。

乗り換えについて

上野御徒町駅は、以下の3駅と改札外通路で接続しており、同一駅として扱われています。

東京メトロ銀座線：上野広小路駅
東京メトロ日比谷線：仲御徒町駅
JR東日本：御徒町駅（京浜東北線、山手線）

これらの駅のうち、銀座線と日比谷線への乗り換えには、乗り継ぎ割引が適用されます。また、2009年には上野御徒町駅と京成上野駅を結ぶ地下通路が開通し、仲御徒町駅や上野広小路駅からJR・東京メトロ上野駅へのアクセスも向上しました。ただし、京成・JR・メトロ上野駅は同一駅として扱われていません。なお、近隣の東京メトロ千代田線湯島駅とは、計画段階で連絡が検討されましたが、現在のところ乗り換えはできません。

歴史

2000年12月12日：開業し、同時に上野広小路駅、仲御徒町駅、御徒町駅との接続を開始しました。
2007年3月18日：ICカード「PASMO」が利用可能になりました。
2012年：ホームドアが稼働を開始しました。
2015年4月1日：上野御徒町駅務区が管理していた蔵前駅が新橋駅務管理所へ、三田線春日駅が巣鴨駅務管理所へ移管されました。
2016年4月1日：上野御徒町駅務管理所が廃止され、巣鴨駅務管区に移管されました。また、上野御徒町駅務区の管轄範囲も変更されました。

駅の構造

上野御徒町駅は、島式ホーム1面2線を有する地下駅です。駅構内には、エスカレーターやエレベーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。また、改札内にはトイレがあり、多機能トイレも併設されています。東京都は、訪日外国人向けの観光案内窓口を駅構内に設置し、英語と中国語で対応しています。現在、巣鴨駅務管区上野御徒町駅務区として、牛込神楽坂駅から新御徒町駅間を管理しています。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は47,215人で、開業当初の予想を上回っています。これは、この駅が周辺地域の重要な交通拠点としての役割を果たしていることを示しています。

駅周辺

上野御徒町駅周辺には、アメヤ横丁や松坂屋などの商店が集積しており、常に活気にあふれています。特にアメ横には、雑貨、食料品、宝飾品、時計などを扱う店舗が多く、輸入品も豊富です。また、大江戸線における上野公園の最寄り駅であり、秋葉原電気街や湯島も徒歩圏内です。

バス路線

当駅周辺には、都営バスなどのバス路線が運行しており、都内各地へのアクセスが可能です。

隣接駅

都営大江戸線

本郷三丁目駅 (E 08)
上野御徒町駅 (E 09)
新御徒町駅 (E 10)

参考文献

東京都統計年鑑
東京都交通局 各駅乗降人員

関連事項

上野・浅草副都心
日本の鉄道駅一覧

外部リンク

上野御徒町駅 | 都営地下鉄 | 東京都交通局

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