中央橋 (長崎市)

中央橋（ちゅうおうばし）

中央橋は、長崎県長崎市の中心部、中島川の西側に位置する地域です。行政町名としては、主に江戸町と築町を指します。長崎市の交通の要衝であり、多くのバス路線が経由する重要な場所です。

地理

長崎市の中心部に位置し、北は万才町と賑町、東は浜町、東南は銅座町、南は出島町、西は元船町、樺島町と隣接しています。中島川が近くを流れ、商業施設やオフィスビルが立ち並ぶエリアです。

歴史

1952年（昭和27年）
3月15日：中央橋の建設工事が開始されました。
12月5日：中央橋が完成しました。橋の長さは20.70m、幅員は22.60mで、橋の名称は市民からの公募によって決定されました。
1967年（昭和42年）
12月28日：中央橋交差点の交通渋滞緩和のため、長崎県によりX字型の歩道橋が完成し、開通しました。
2006年（平成18年）
中島川の洪水対策を目的とした拡幅工事に伴い、中央橋の架け替え工事が開始されました。
2007年（平成19年）
2月：中央橋交差点の歩道橋が完全に撤去されました。
2009年（平成21年）
10月：中央橋の架け替え工事が完了しました。

交通

中央橋は長崎市の交通における重要な拠点となっており、多数のバス路線が中央橋交差点を経由地や始発地としています。交通量は非常に多く、バスの運行本数も多いです。バス停は分散して設置されており、銕橋前や旧県庁坂のふもとにあるバス停から、長崎市内各地へ向かう主要なバスに乗ることができます。

鉄道

長崎電気軌道
1号系統：大波止停留場
1号系統、4号系統、5号系統：西浜町停留場

バス

長崎バス
長崎県営バス
西肥バス

道路

国道324号（県庁坂通り）
江戸町通り

主要施設

メルカつきまち
肥後銀行
中央橋
福岡銀行
築町パーキング

参考文献

長崎市役所『長崎市政 20年の歩み』1967年3月20日。
「市制百年 長崎年表」（1989年（平成元年）4月1日, 長崎市役所）

関連項目

長崎市
中島川

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