中萩駅

中萩駅について

中萩駅（なかはぎえき）は、愛媛県新居浜市大生院に位置する、四国旅客鉄道（JR四国）予讃線の駅です。駅番号はY30で、標高46.7mの場所にあります。

歴史

中萩駅は、1921年（大正10年）9月21日に開業しました。当初は貨物や荷物の取り扱いも行っていましたが、1971年（昭和46年）11月8日に廃止され、同時に無人化されました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR四国の駅となりました。

概要

中萩駅は、笹ヶ峰の石鎚信仰と登山者のために誘致されたとされています。現在でも、駅の南側には「笹ヶ峰 石鉄山」の鳥居が建っており、笹ヶ峰への登山の始点としての役割を担っています。

駅構造

駅は、対向式2面2線の地上駅で、1番線が上下副本線、2番線が上下本線（制限速度100km/h）となっている一線スルー方式です。特急などの通過列車は原則として2番線を通行しますが、停車列車は駅舎側の1番のりばを優先的に使用します。駅舎は国鉄時代のものをリニューアルして利用しており、JR四国共通の出札窓口がありますが、無人駅のため自動券売機はありません。かつては駅前の商店で乗車券の販売が行われていた時期もありました。

のりば

駅周辺

駅前には小規模な駅前広場があり、愛媛県道137号線が国道11号へのアクセス道路として南へ延びています。駅の周囲は住宅地ですが、駅前に商店などはなく、静かな環境です。

主な周辺施設

石鈇山往生院正法寺（鳥居は駅前に設置）
八幡神社（大生院）
中萩電業 - 電気工事業
国道11号
愛媛県道137号金子中萩停車場線
せとうちバス「中萩駅前」停留所（国道11号沿い）

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■予讃線

■快速「サンポート」・■普通

新居浜駅 (Y29) - 中萩駅 (Y30) - 伊予西条駅 (Y31)

参考文献

川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、46-102頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 中萩駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道

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