丸山泰資

丸山 泰資について

元プロ野球選手の丸山泰資（まるやま たいすけ）は、1995年2月5日に愛知県常滑市で生まれました。投手として知られていますが、野球指導者としても活躍しています。

経歴

丸山選手の野球キャリアは常滑市立鬼崎中学校から始まり、愛知知多ボーイズで外野手としてのプレーを経て、東邦高校に進学しました。高校3年生の際には背番号1を背負い、愛知県大会で優勝し、東海大会ではベスト4進出を果たしました。また、全国高等学校野球選手権大会愛知大会では決勝に進出するも、名工大名電に惜敗しました。

その後、東海大学に進学。ここでは2年春のリーグ戦から登板を果たし、3勝を挙げてチームの全勝優勝に貢献しました。大学では全日本大学野球選手権での優勝も経験し、3年春からは先発[[投手]]として4勝を記録。リーグ戦ではベストナインの栄誉を得ます。

特に印象的なのは、2015年5月3日、首都大学野球連盟で行われた日本体育大学との試合で達成した完全試合です。この偉業は、46年ぶりの快挙でした。

プロ入り

2016年10月のNPBドラフトで中日ドラゴンズから6位指名を受け、同年11月に契約。同期で入団した藤嶋健人選手とも、東邦高校の後輩にあたります。

中日時代

プロデビューは2017年6月14日に行われた対北海道日本ハムファイターズ戦。ここでプロ初登板を果たし、僅かに2/3回ではありますが無失点に抑えました。しかし、その後2018年は故障のため一軍登板が出来ず、トミー・ジョン手術を受けることとなります。

2019年はリハビリに時間を費やし、2軍での登板も無かったものの、2020年にアンダースローに転向し、フェニックス・リーグにて実戦復帰を果たしました。2021年には再び投球に臨むも、肘の痛みがありながらも復帰登板を遂げたものの、支配下契約に戻ることはできませんでした。最終的には、2021年10月に球団から戦力外通告を受けました。

現在

2022年にはドラゴンズベースボールアカデミーのコーチに就任し、投手としての経験を基に次世代の選手たちへ指導を行っています。

選手としての特長

丸山選手の投球速度は自己最速150km/hを記録し、スライダー、カーブ、フォークを主な持ち球としていました。2020年9月に、二軍の投手コーチの勧めを受けてオーバースローからサイドスロー気味のアンダースローに変更し、投球フォームの改善を図りました。

最後に、丸山泰資の経歴と選手としての成績は、野球界において多くのファンの記憶に残ることでしょう。彼の今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索