久住高原ロードパーク

久住高原ロードパークについて

久住高原ロードパークは、大分県竹田市を走る、岩崎産業株式会社が運営する全長8.8kmの一般自動車道です。かつては九州で唯一の一般自動車道として知られていましたが、現在は全線通行止めとなっています。

概要

この道路は、大分県道・熊本県道11号別府一の宮線から久住高原の北側を通り、大分県道669号阿蘇くじゅう公園線へと至ります。ドライブ中には、久住山、祖母山、阿蘇山といった名峰の壮大な景色を堪能でき、多くの観光客に利用されていました。

以前は、道路の中腹にレストランや物産館があり、食事をしながら景色を楽しめましたが、利用者数の減少により2001年に閉店しました。また、途中には分岐道路も存在していました。

2016年に発生した熊本地震の影響で道路が損傷し、現在も全線通行止めとなっています。復旧の見通しは立っておらず、再び通行できる日を待ち望む声が多くあります。

路線データ

起点: 大分県竹田市久住町大字久住（大分県道・熊本県道11号別府一の宮線交点）
終点: 大分県竹田市久住町大字久住（大分県道669号阿蘇くじゅう公園線交点）
総延長: 8.8km
供用開始: 1994年7月29日
通行台数: 31,375台（平成25年度）

通過する自治体

竹田市

沿線情報

赤川温泉

料金

かつての普通車の通行料金は600円でした。

補足情報

久住高原ロードパークは、もともと有料道路として運営されていましたが、同じく岩崎産業が運営していた「佐多岬ロードパーク」が2007年に道路法に基づく道路に昇格したため、九州で唯一の一般自動車道となりました。しかし、熊本地震による被害のため、現在はその役割を果たすことができていません。

関連情報

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