二の橋

二の橋（にのはし）

二の橋は、北海道上川郡下川町に位置する町字です。郵便番号は098-1332。

地名の由来

地名の由来は、地域を流れる名寄川に架かる橋のうち、上流から数えて2番目の橋である「二の橋」にちなんでいます。

地理

二の橋は下川町の東部に位置し、その地域は主に農地や山林として利用されています。周辺地域との位置関係は、東、南、北が一の橋、西が三の橋と渓和に隣接しています。

地域を流れる主な河川:

名寄川

歴史

二の橋を含む地域は、二の橋公区として行政区が定められています。1903年（明治36年）には、下川市街から興部を結ぶ仮定県道（現在の国道239号）が開削され、その際に名寄川に3本の橋が架けられました。上流から2番目の橋が「二の橋」と名付けられました。開拓は、概ね殖民区画の上名寄29線から36線にかけての地域で、1903年（明治36年）以降、自作農や伊文農場などの小作農場によって進められました。かつて旧JR北海道名寄本線二ノ橋駅の付近には木工場があり、農林地帯として発展しました。

沿革

1924年（大正13年）1月1日 - 下川村の分村に伴い、11の字が設置されました。
1984年（昭和59年）4月1日 - 従来の字が改正され、二の橋が設置されました。

交通

バス

名士バス 興部線

道路

国道239号

施設

二の橋会館
二の橋小学校（廃校）
1908年（明治41年）4月1日 - 上名寄32線に三十二線特別教授場が開設
1911年（明治44年）4月1日 - 上名寄34線に移転、二の橋教育所に改称
1917年（大正6年）4月 - 名寄町立二の橋尋常小学校に昇格
1918年（大正7年）12月 - 鉄道敷設により移転（34線）
1941年（昭和16年）4月 - 下川村立二の橋国民学校に改称
1947年（昭和22年）4月 - 下川村立二の橋小学校に改称
1949年（昭和24年）12月1日 - 下川町立二の橋小学校に改称
1971年（昭和46年）4月1日 - 下川町立下川小学校二の橋分教室となる
1972年（昭和47年）3月31日 - 分教室閉鎖

参考文献

下川町『下川町史』1968年。
下川町『下川町史（第2巻）』1980年。
下川町『下川町史（第3巻）』1991年。
下川町『下川町史（第4巻）』2002年。

関連項目

下川町
二ノ橋駅（廃止）

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