二月田駅

二月田駅について

二月田駅（にがつでんえき）は、鹿児島県指宿市十町に所在する、九州[[旅客鉄道]]（JR九州）指宿枕崎線の駅です。

歴史

二月田駅は、1934年（昭和9年）に鉄道省指宿線（現在の指宿枕崎線）の駅として開業しました。開業当初は定期券利用の旅客のみを対象とした無人駅でしたが、1944年（昭和19年）に駅員が配置され、通常の旅客駅となりました。その後、1987年（昭和62年）の国鉄分割民営化に伴いJR九州の駅となり、2015年（平成27年）に再び無人駅となっています。

年表

1934年（昭和9年）12月19日：鉄道省指宿線（現・指宿枕崎線）の駅として開業。定期券による旅客のみ取り扱い。
1944年（昭和19年）4月1日：駅員配置、通常の旅客駅となる。
1963年（昭和38年）10月31日：指宿線が指宿枕崎線へ改称、同線の駅となる。
1983年（昭和58年）3月8日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR九州の駅となる。
2015年（平成27年）3月14日：無人駅化。

駅構造

二月田駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。木造の駅舎は古くからのものですが、リニューアルされており、清潔感があります。駅は無人駅ですが、利用者が多いため、山川駅と同様に自動券売機（現金のみ対応）が設置されています。ホームの上屋を支える古レールには、ドイツのクルップ社（現・ティッセンクルップ）が1900年代初期に製造したことを示す刻印が確認できます。

のりば

駅ののりばは以下の通りです。

1番のりば：指宿枕崎線（指宿方面）

利用状況

2020年度の1日平均乗車人員は318人です。

駅周辺

二月田駅周辺は、指宿枕崎線の線路が海岸線から離れて、指宿市街地に入る場所に位置しています。駅の南側は指宿市の官庁街で、市役所や簡易裁判所などの施設があり、これらの職員の利用も多く見られます。また、駅のホームからは、東洋のダイヤモンドヘッドとも形容される魚見岳の独特な景観を正面に見ることができます。早春には、ホーム東側の畑一面に菜の花が咲き誇り、美しい風景を楽しむことができます。

駅周辺の交通

バス

鹿児島交通「二月田バス停」から、指宿いわさきホテル・山川桟橋・たまて箱温泉、天文館・金生町（鹿児島中央駅前経由）、知覧武家屋敷（喜入経由）などへの路線バスが利用可能です。

タクシー

駅前広場にタクシー営業所があり、タクシーを利用できます。

隣の駅

九州[[旅客鉄道]]（JR九州）

■指宿枕崎線

快速「なのはな」：薩摩今和泉駅 - 二月田駅 - 指宿駅
普通：宮ケ浜駅 - 二月田駅 - 指宿駅

脚注

二月田駅（駅情報） - 九州[[旅客鉄道]]

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

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