京島

京島（きょうじま）

京島は、東京都墨田区に位置する町名で、住居表示が実施されています。現行の行政地名は京島一丁目から京島三丁目です。

地理

京島は、墨田区の地理的な中心部に位置し、墨田区役所から東北東に約1.8kmの場所にあります。北東は八広、南東は文花、南は押上、北西は東向島と隣接しています。町域の境界は、北東が明治通り、北西が曳舟川通り、南東が十間橋通り、南が東武亀戸線と接しています。また、地区の中央部を八広中央通り、西部を京成電鉄の線路が南北に走っています。

この地域は、関東大震災や第二次世界大戦の空襲による被害が少なかったため、大正時代から昭和初期にかけて建てられた長屋などが残っており、昔ながらの東京下町の雰囲気を色濃く残しています。しかし、狭い路地が多く、車の通行が困難であることや、地震などの災害に対する対策が課題となっています。現在、京島一丁目では京成押上線の連続立体交差工事や京成曳舟駅前地区の市街地再開発事業が進められており、これにより道路が拡張され、車の通行問題が解消される見込みです。

東京都都市整備局の2018年の評価では、京島二丁目と京島三丁目が、都内の市街化区域の中で建物の倒壊危険度がそれぞれワースト1位と2位に挙げられていますが、現在のところ再開発の予定はありません。

地価

2024年1月1日の公示地価によれば、住宅地の地価は京島2-19-16の地点で38万3000円/m2となっています。

歴史

地名の由来

京島という地名は、東京の「京」と向島の「島」を組み合わせて名付けられました。

沿革

1965年（昭和40年）に、旧寺島町四丁目、旧吾嬬町西一丁目、旧吾嬬町西四丁目が合併して京島が成立しました。

世帯数と人口

2024年4月1日現在、墨田区が発表している世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：10,026世帯
人口：19,785人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は以下の通りです。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移は以下の通りです。

学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです（2022年9月時点）。

小学校：曳舟小学校、第四吾嬬小学校
中学校：

交通

鉄道

京成電鉄
押上線：京成曳舟駅
東武鉄道
伊勢崎線/亀戸線：曳舟駅（東向島）

バス

地区内には、墨田区曳舟文化センター前、明治通り、橘通り、中居堀の停留所があります。以下の路線が都営バス南千住営業所によって運行されています。

錦40系統（曳舟川通り）：錦糸町駅 - とうきょうスカイツリー駅 - 墨田区曳舟文化センター前 - 白鬚橋 - 南千住駅東口
里22系統（明治通り）：亀戸駅 - 中居堀 - 橘通り - 明治通り - 白鬚橋東 - 大関横丁（都電三ノ輪橋停留場） - 荒川区役所前 - 三河島駅 - 日暮里駅

道路

国道
6号（水戸街道）
都道
306号王子千住夢の島線（明治通り）
465号深川吾嬬町線（八広中央通り）

事業所

2021年（令和3年）の経済センサス調査によると、事業所数と従業員数は以下の通りです。

事業所数：457
従業員数：3,083人

事業所数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移は以下の通りです。

年	事業所数
:--	:--
2021年	457
2016年	454
2011年	514

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移は以下の通りです。

年	従業員数
:--	:--
2021年	3,083人
2016年	3,110人
2011年	3,533人

施設

墨田区曳舟文化センター
マークフロントタワー曳舟
曳舟小学校
第四吾嬬小学校
藍染博物館
墨田京島郵便局
墨田京島一郵便局

ゆかりのある人物

三村マサカズ（さまぁ〜ず） - 実家が所在

その他

日本郵便
* 郵便番号：131-0046（集配局：向島郵便局）

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