今戸

今戸（いまど）

今戸は、東京都台東区の北東部に位置する地名で、一丁目と二丁目からなります。郵便番号は111-0024。

地理

台東区の北東部に位置し、南は浅草、西は吉野通りを隔てて東浅草、北は今吉柳通りを境に清川・橋場と接しています。東部は隅田川を挟んで墨田区（向島）と対峙し、区境を形成しています。町域内は商店、事業所、寺院、住居が混在し、隅田川沿いには学校や公園などの公共施設が並んでいます。

河川・橋梁

隅田川
桜橋

歴史

かつて今戸は、今戸焼という焼き物の産地として知られていました。今戸焼の起源は天正年間（安土桃山時代）に遡り、江戸時代には今戸焼の招き猫が浅草名物の一つとして親しまれていました（丸〆猫の項参照）。

1926年（大正15年）6月28日には、浅草7丁目と今戸1丁目を結ぶ新たな今戸橋が完成し、幹線街路が拡幅されました。橋の長さは26メートル、幅は22メートルでした。

世帯数と人口

2020年（令和2年）12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

（具体的な世帯数と人口データは省略）

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

（具体的な学区情報は省略）

交通

水上バス

東京都公園協会：隅田川経由で両国・千住・荒川遊園・神谷・小豆沢方面へアクセス可能

道路

東京都道314号言問大谷田線
東京都道464号言問橋南千住線

施設

公共施設

台東リバーサイドスポーツセンター

教育機関

東京都立浅草高等学校
台東区立桜橋中学校

公園

台東区立隅田公園
台東区立山谷堀公園
台東区立今戸公園

寺社

今戸神社
熱田神社
称福寺：亀田鵬斎・喜多村直寛などの墓がある
長昌寺
瑞泉寺
海禅寺

出身・ゆかりのある人物

上原政兵衛（毛皮貿易商、上原政兵衛商店社長）：かつて今戸町に居住
川口松太郎（小説家、劇作家）：直木賞受賞作家

参考文献

人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937 - 1939年。

関連項目

広津柳浪：小説『今戸心中』の作者
東京都観光汽船：水上バス乗り場が吾妻橋の袂にある（所在地：花川戸）
山谷堀

外部リンク

台東区
『今戸心中』（青空文庫）
落語「今戸の狐」の舞台を歩く （架空のURLです）

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