伊予土居駅について
伊予土居駅は、
愛媛県四国中央市土居町土居にある、
四国旅客鉄道(JR四国)
予讃線の駅です。駅番号はY26で、
駅名標には「土居三山の麓の駅」と記されています。この駅は、観音寺駅 - 伊予西条駅間の
普通列車しか停車しない駅の中では、比較的利用者が多い駅として知られています。
特に、周辺の市から高等
学校や予備校、進学塾に通う
学生や、地元の
愛媛県立土居高等
学校に通う
学生など、両方向の
学生の利用が多いのが特徴です。
歴史
伊予土居駅は、
1919年(
大正8年)
9月1日に開業しました。その後、
1950年(
昭和25年)には
昭和天皇の
お召し列車が5分間停車し、駅前で奉迎が行われました。
1971年(
昭和46年)には貨物取扱が廃止され、
1985年(
昭和60年)には荷物扱いも廃止されて停留所となり、駅員も無配置となりました。しかし、
1987年(
昭和62年)には再び駅員が配置され、売店も併設された直営駅に戻りました。同年の
国鉄分割民営化により、
四国旅客鉄道の駅となっています。
2010年(平成22年)には再度無人化されました。
駅構造
伊予土居駅は、島式ホーム1面2線を有する
地上駅です。1線スルー構造で、1番線が上下副
本線、2番線が上下
本線となっています。駅舎は簡易委託駅(駅員無配置)で、以前は平日の午前7時から午後0時まで営業していましたが、
2010年10月1日に無人化されました。
国鉄時代には有人駅で、特急列車や
急行列車も一部停車していましたが、民営化後に集約化され、簡易委託駅となってからは特急列車は原則として通過するようになりました。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|
- | - | - | - |
1 | 予讃線 | 下り | 伊予西条方面 |
2 | 予讃線 | 上り | 観音寺、高松方面 |
駅設備
駅舎内にある待合室には、「おあしす文庫」と呼ばれる本棚が設置されています。
駅周辺
駅の国道側には民家が多く、
国道11号沿いには
バス停留所や
ロードサイド店舗があります。一方、
学校や
教会、
アリーナなどは反対側に位置していますが、
アリーナは駅からやや離れた場所にあります。
国道側
土居商店街
土居文化会館(ユーホール)
土居図書館
土居郵便局
延命寺(四国別格二十霊場12番霊場)
国道11号
愛媛県道128号蕪崎土居線
愛媛県道129号伊予土居停車場線
せとうちバス「コープ土居前」停留所
反対側
愛媛県立土居高等
学校
四国中央市立土居中学校
四国中央市立土居小
学校
四国中央ゴスペルチャーチ
土居キリスト
教会
天理教飯武分教会
うま農業協同組合(JAうま)土居中央支店
*
愛媛県道128号蕪崎土居線
隣の駅
四国旅客鉄道(JR四国)
■
予讃線
■快速「サンポート」・■普通
赤星駅 (Y25) -
伊予土居駅 (Y26) - 関川駅 (Y27)
外部リンク
伊予土居駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道