会津アピオ

会津アピオ：会津若松市の物流拠点

会津アピオは、福島県会津若松市インター西に位置する総合的な物流団地です。磐越自動車道の会津若松インターチェンジのすぐそばにあり、国道121号、国道49号、磐越自動車道に囲まれた、交通の便が良い場所にあります。

概要

会津アピオは、卸売業者のための卸商団地と、トラック輸送を担うトラックターミナルが一体となった複合施設です。会津若松卸商団地協同組合と会津若松トラックセンター協同組合によって運営されています。

団地の北側はトラックターミナル、南側は卸商団地として利用されており、2012年4月1日時点で83社が拠点を構えています。卸商団地の南側、国道49号沿いには、ロードサイド店舗が並ぶショッピングゾーンがあり、中央部は卸サービスゾーンとなっています。

また、会津若松卸商団地協同組合の組合会館であるアピオスペースは、展示会、会議、研修などに利用できる多目的スペースです。アピオスペース内には、マイクロソフト認定のパソコン教室もあります。

歴史

1986年3月：会津若松市長期総合計画において、全会津の流通拠点整備が検討開始。
1989年7月：会津若松市が運輸省（現在の国土交通省）の物流ネットワークシティ構想のモデル地区に指定。
1995年10月：団地の名称が「会津アピオ」に決定し、町名が「インター西」となる。
1996年2月：造成工事が完了。
1996年3月：会津若松市から卸商団地組合およびトラックセンター組合に用地が分譲。
1996年4月：卸商団地組合側の施設が着工。
1996年5月：トラックセンター組合側の施設が着工。
1996年12月：アピオスペースが竣工。
1998年3月：施設工事が完了。

町名「インター西」について

「インター西」という地名は、1995年に会津アピオの造成に合わせて決定されました。それ以前は、町北町大字始および高野町大字中沼の一部でした。

現在、住居表示は実施されていませんが、地名変更によって住居表示と同等の効果が得られたと判断され、実施の予定はないとのことです。会津若松市会津若松IC周辺地区計画区域内建築物の制限に関する条例により、会津アピオ区域内での住居などの建設は禁止されており、居住者はいません。

主な商業施設・金融機関

リオン・ドール 会津アピオ店
レオクラブ TSUTAYA 会津アピオ店
ブックオフ 会津アピオ店
ドトール 会津若松アピオ店
サンドラッグ 会津若松アピオ店
マクドナルド 会津アピオ店
会津信用金庫ATM
カワチ薬品 会津アピオ店
コスモ石油 アピオSS
ケーズデンキ（デンコードー） 会津若松本店
西沢書店
プラネット
ビビホーム大和一
東邦銀行会津アピオ支店
会津アピオ郵便局
福島銀行ATM

バス停留所

会津アピオ東側の国道121号上には、会津乗合自動車の「会津アピオ入口」バス停留所があります。会津若松ICの最寄りの停留所であり、会津若松市を発着するすべての高速バスが経由します。

高速バス

夢街道会津号
仙台 - 会津若松線
会津若松 - 新潟線
福島 - 会津若松線
会津若松 - 郡山 - いわき線
会津若松 - 野沢

一般路線バス

塩川・喜多方線（会津若松駅・西若松駅東口方面、会津医療センター・塩川グリーンプラザ・喜多方営業所方面）：1日3往復のみアピオ経由。
* 笈川線（会津若松駅・西若松駅東口方面、湯川役場前・笈川学校前方面）：会津アピオ区域内の会津アピオ中央・会津アピオ南口・中の明の各停留所も利用可能。

桜交通は会津アピオ内に営業所があり、東京・浜松町方面への高速バスの停留所としても機能しています。

まとめ

会津アピオは、会津若松市の物流を支える重要な拠点です。卸売業、運輸業だけでなく、商業施設も充実しており、地域住民の生活にも密接に関わっています。交通アクセスも良く、高速バスや路線バスを利用して、会津若松市内外へアクセスできます。

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