佐藤肇 (実業家)

佐藤 肇（さとう はじめ）

1964年1月29日生まれ。東京都練馬区出身で、神奈川県横浜市に在住しています。実業家であり、テレビ番組のプロデューサーとしても知られています。株式会社ネオプラスの代表取締役を務め、同社のアイスリボン事業部長も兼任しています。

経歴

佐藤氏のビジネスキャリアは、1994年にネオプラスの前身にあたる携帯電話販売会社を立ち上げたことに始まります。インターネットが普及し始めた時期である1996年には、早くもネットビジネスの分野に進出しました。

2000年8月には、現在の株式会社ネオプラスを設立し、代表取締役に就任します。この頃から、特にプロレス関連の映像制作に力を入れ始めました。大日本プロレスやNEO女子プロレスなど、数多くのプロレス団体の映像作品を手がけ、プロデューサーとしての手腕を発揮しました。

2009年1月、女子プロレス団体であるアイスリボンが法人化されたことを機に、ネオプラスのアイスリボン事業部長職も兼務することとなりました。これにより、運営面においてもプロレスとの関わりを一層深めています。

人物・プロレスとの関わり

佐藤氏がプロレスの世界と深く関わるようになったのは、スポーツジム「ゴールドジム」での出会いがきっかけでした。そこで大日本プロレスの関本大介選手と知り合い、当時の統括部長であった登坂栄児氏（現社長）へと繋がりが広がりました。この縁を通じて、DDTプロレスリングの高木三四郎氏や、かつてNEO女子プロレスの社長を務め、現在は東京女子プロレスの代表である甲田哲也氏といった、プロレス界の重要な人物たちとも関係を築いていきました。

現在、佐藤氏は神奈川県の横須賀市にあるネオプラス本社と、埼玉県蕨市にあるアイスリボンの道場「レッスル武闘館」を日々往復する生活を送っています。道場で行われる試合では、ただ経営者として関わるだけでなく、自らカメラマンや照明係を務めるなど、現場の運営にも積極的に参加しています。また、物販コーナーでファンと交流することもあるといいます。

フリーダムズの佐々木貴代表に顔が似ていることから、大日本プロレスのイベントやニコニコ生放送などで、しばしばそのことをネタにいじられることもあります。特に印象的なエピソードとしては、2017年5月4日に横浜ラジアントホールで開催されたアイスリボン大会に佐々木貴選手が参戦した際、佐藤氏が佐々木選手のガウンを借りてリングに上がり、ファンを沸かせたことが挙げられます。

意外な一面として、小学生の頃には競輪選手を目指していたという目標を持っていたことも明かされています。

主な担当作品

大日大戦（サムライTV、tvk、テレ玉などで放送された大日本プロレスの番組）
レッスルアリーナ（テレ玉で放送されたプロレス番組）
スリーカウント（プロレスをテーマにした映画。エグゼクティブプロデューサーを務めた）
19時女子プロレス（かつてアイスリボンが行っていたインターネット生放送形式の大会）

佐藤肇氏は、ビジネスの手腕とプロレスへの情熱を兼ね備え、多角的な活動を展開しています。

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