八景山

八景山

八景山（やけやま）は、長野県松本市に位置する地名です。かつては「焼山」と表記されていましたが、時代の変遷とともに「八ヶ山」を経て、現在の「八景山」という名称に至っています。

概要

八景山は、東に隣接する立田地区よりも古い歴史を持つ町並みが特徴です。南には梓川が流れ、自然豊かな環境が広がっています。2014年3月1日現在のデータでは、世帯数は47、人口は121人（男性59人、女性62人）と、比較的こじんまりとした地域です。

周辺

八景山の周辺には、以下の施設や地域があります。

梓川: 八景山の南を流れる一級河川です。地域住民の生活に欠かせない存在であり、美しい景観を形成しています。
新島々駅: アルピコ交通上高地線の駅で、八景山の最寄りの駅となります。住民の多くは、この駅を利用して松本方面へ移動します。八景山からは、八景山橋を渡ってアクセスします。
八景山橋: 八景山と新島々駅を結ぶ橋です。梓川に架かっており、この橋を渡ることで新島々駅まで徒歩でアクセス可能です。ただし、沈下橋であるため、増水時には通行できず、迂回する必要があります。

アクセス

八景山への主なアクセス方法は以下の通りです。

鉄道: アルピコ交通上高地線（通称：松本電鉄）を利用し、松本駅から新島々駅まで約30分です。新島々駅から八景山橋を渡り、徒歩4～5分で八景山に到着します。ただし、前述の通り、八景山橋は沈下橋のため、増水時には迂回が必要です。
バス:
ぐるっとまつもとバス（アルピコタクシー運行）の梓川・波田線を利用し、JR梓橋駅から八景山系統のバスに乗り換え、約50分で八景山バス停に到着します。ただし、土曜・休日は運休となります。
* かつてはアルピコ交通バス（通称：松本電鉄バス）の梓川線バスが運行しており、JR一日市場駅から約35分で八景山にアクセスできましたが、現在は廃止されています。この路線も土曜・休日は運休でした。

八景山は、鉄道とバスの利用が可能ですが、バスの運行本数が少ないため、多くの場合、新島々駅を利用することになります。特に、八景山橋の通行が困難な場合は、公共交通機関や迂回ルートの利用を検討する必要があります。

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