八軒駅

八軒駅 (はちけんえき)

八軒駅は、北海道札幌市西区八軒6条東2丁目に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）札沼線（学園都市線）の駅です。駅番号はG03で、事務管理コードは▲110229、電報略号はハケです。

特徴

札沼線（学園都市線）の中で、唯一西区に存在する駅です。この駅は、札幌駅から続く単線区間と、ここからあいの里教育大駅まで続く複線区間の境界となっています。路線における重要な地点であり、列車の運行上のポイントとなっています。

歴史

当初、この場所には駅は設置されず、信号場とする計画でした。しかし、地域の発展に伴い、駅の設置へと計画が変更されました。札沼線（学園都市線）で新規開業した駅としては、ロイズタウン駅（2022年開業）に次いで新しい駅です。

年表

1988年（昭和63年）11月3日: JR北海道札沼線の駅として、桑園駅 - 新川駅間に開業しました。同時に、桑園駅とその周辺区間が高架化されました。
1991年（平成3年）3月16日: 札沼線に「学園都市線」の愛称が設定されました。
1996年（平成8年）6月23日: 札沼線（学園都市線）の桑園駅 - 当駅間および当駅 - 新川駅間が高架化され、相対式2面2線の高架駅となりました。この高架化は、用地買収が困難だったため、既存の駅を跨ぐ直上高架方式で建設されました。
1997年（平成9年）3月22日: 新駅舎が完成し、同時に業務委託駅として有人化されました。
1998年（平成10年）12月31日: 自動改札機が設置され、供用が開始されました。
2000年（平成12年）:
3月11日: 札沼線（学園都市線）の当駅 - 太平駅間に現下り線が増設され、複線化されました。
月日不詳: 札沼線（学園都市線）の桑園駅 - 石狩月形駅間に自動進路制御装置（PRC）が導入されました。
2006年（平成18年）1月: 自動列車案内装置が導入され、同時に電光掲示板が液晶ディスプレイに更新されました。
2007年（平成19年）10月1日: 駅番号が設定され、G03となりました。
2008年（平成20年）10月25日: ICカード「Kitaca」が利用可能となりました。
2012年（平成24年）6月1日: 札沼線（学園都市線）の桑園駅 - 北海道医療大学駅間が電化されました（交流20,000V・50Hz）。
2017年（平成29年）2月27日: 簡易自動改札機がICカード対応の新型機に更新されました。

駅構造

八軒駅は、相対式ホーム2面2線を持つ高架駅です。ホームの長さは6両編成に対応する135mとなっています。ホームへは階段、エレベーター、上り専用のエスカレーターが設置されています。

桑園駅が管理する業務委託駅で、北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務を受託しています。みどりの窓口、自動券売機、話せる券売機、簡易自動改札機（磁気券・Kitacaに対応）が設置されています。

2012年5月31日までは、非電化、高架、複線という珍しい構造の駅でした。高架化前は、既存の線路の西側に島式ホームと1線が追加された、構内踏切を有する1面2線の構造でした。

のりば

（出典：JR北海道：駅の情報検索）

利用状況

2022年（令和4年）度の1日平均乗車人員は2,160人です。近年の乗車人員は以下の通りです。

（具体的なデータは省略）

駅周辺

駅周辺は札幌の都心部に位置し、ビルやマンションが多く立ち並んでいます。駅の西側には市立琴似中央小学校が隣接し、東側には札幌工業高校、北海道武蔵女子短期大学、北海道大学などが点在しています。

主要施設

JR函館本線琴似駅
西警察署八軒交番
札幌八軒郵便局
北海道信用金庫八軒支店
北洋銀行八軒支店
フレッティ琴似店
マックスバリュ八軒5条店
北海道中央バス（新川営業所）「八軒6条東2丁目」停留所
ジェイ・アール[[北海道バス]]（琴似営業所）「八軒5条1丁目」停留所

改札口前（東側）には、東京オリンピックのゴールドポスト（第21号）が設置されています。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■札沼線（学園都市線）

桑園駅 (S02) - 八軒駅 (G03) - 新川駅 (G04)

脚注

注釈

（注釈は省略）

出典

札幌の都市交通データ
報道発表資料

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

八軒｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company
* ゴールドポストプロジェクト

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