内藤正光

内藤正光（ないとう まさみつ）

概要

内藤正光は、愛知県岡崎市出身の日本の政治家で、1964年1月29日生まれです。彼は、参議院議員として2期務め、鳩山由紀夫内閣や菅直人内閣において総務副大臣を経験した後、現在はコンサルタントとして活動しています。NTT労働組合の出身であり、情報労連に所属する国会議員でもありました。

教育とキャリア

内藤は愛知県立岡崎高等学校を卒業後、東京大学理学部物理学科に入学し、1988年に同大学の大学院理学系研究科を修了し任万学士号を取得しました。卒業後、NTTに入社し、その後、コロンビア大学大学院で経営工学を学びました。1995年には、全電通東京地方本部の執行委員に就任。

内藤は1997年の東京都議会議員選挙で民主党公認として足立区から出馬しましたが、惜しくも次点で敗北。それでも彼は1998年の第18回参議院全国比例代表選挙に出馬し、見事初当選を果たしました。その後、2004年の第20回参議院議員選挙で再選を果たしました。

政治活動

内藤は、2009年に鳩山由紀夫内閣において総務副大臣に就任しました。2010年7月には情報労連の後継組織内候補に石橋通宏が決まったことから、参議院議員を引退することになりましたが、総務副大臣としての職務は続行しました。しかし、菅直人内閣の改造により退任しました。後に独立しコンサルティング会社を設立し、ITや中国ビジネスを中心に事業展開しています。

政策・主張

内藤は、政治活動において外国人の地方参政権付与を推進する立場を表明しています。2003年には静岡空港建設に反対する活動に参加し、2007年には在日韓国人に対し地方参政権の早期立法化を求める全国決起大会に参加しました。その際、彼は民主党内での議論を交えつつ、外国人参政権が認められるべきだと訴えました。

不祥事

内藤は、彼の政治活動や企業活動に関して、いくつかの問題が浮上しています。2007年には、彼自身が設立した株式会社AiOの活動資金が問題視され、視察の名目での経済活動が議論されました。また、2013年には、海外投資に関する資金移動が不透明であるとの疑惑が持たれましたが、逮捕や起訴には至っていません。

組織活動

内藤は新政局懇談会のメンバーであり、また民主党日韓議員交流委員会の副事務局長も務めていました。彼の活動は、日韓関係の強化と政治的な交流に寄与することを目指しています。

参考文献

• - 内藤正光の公式ブログ（現在は閉鎖）。
• - 情報産業労働組合連合会（情報労連）

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