加茂名町 (徳島市)

徳島市加茂名町：自然と歴史が息づく場所

加茂名町は、徳島県の県庁所在地である徳島市の中央部に位置し、眉山山系の北西斜面に広がる町です。この記事では、加茂名町の地理的な特徴、歴史、そして地域を彩る施設について詳しく解説します。

地理

加茂名町は、徳島市のほぼ中央、眉山の北西斜面に位置する山間部です。北は南庄町や南蔵本町、北東は南佐古八番町、東は佐古山町、南は八万町や上八万町、南東は下町や一宮町、そして鮎喰川を挟んで国府町延命、西は名東町と隣接しています。

加茂名地区全体を指して「加茂名町」と呼ぶこともありますが、この記事で解説する加茂名町は、その南側の山間部を指します。佐古山町と蔵本町の境界には産八幡神社が鎮座し、町の中腹斜面には西部公園が整備されています。西部公園は桜の名所として知られ、かつて旧陸軍の駐屯地があった場所で、南端には忠霊塔が建てられています。

東西に走る眉山ドライブウェイは、加茂名町から眉山山頂へと続いています。また、西部には徳島県道203号鮎喰新浜線が南北に走り、地蔵越を経由して徳島市西部と南部を結んでいます。県道沿いには眉山カントリークラブがあり、ゴルフを楽しむことができます。

町内を流れる鮎喰川は、地域の重要な水源です。

小字
庄山
西名東山
東名東山
海の宮

歴史

加茂名町は、元々庄町の一部でした。昭和18年に現在の町名となり、徳島市に合併された旧加茂名町の町名復活を求める声に応え、眉山西部の山間部を中心に命名されました。

施設

加茂名町には、地域住民の生活を豊かにする様々な施設があります。

西部公園: 桜の名所として知られる公園。旧陸軍駐屯地の跡地に整備され、忠霊塔があります。
眉山カントリークラブ: ゴルフを楽しめる施設。
産八幡神社: 佐古山町と蔵本町の境界に位置する神社。
若宮神社
山神社
大山祇神社: 眉山カントリークラブ内に位置する神社。

交通

道路
徳島県道203号鮎喰新浜線
眉山ドライブウェイ

加茂名町は、豊かな自然と歴史、そして地域住民の生活を支える施設が調和した魅力的な場所です。眉山を訪れる際には、ぜひ加茂名町にも立ち寄ってみてください。

参考文献
『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク
* 徳島市ホームページ

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