務安駅

務安駅（ムアンえき）について

務安駅は、大韓民国全羅南道務安郡夢灘面に位置する韓国鉄道公社の駅です。湖南線に属しており、ムグンファ号が停車します。ただし、一部のムグンファ号は通過します。

停車列車

かつてはセマウル号も1日1往復停車していましたが、利用客が少なかったため、2004年7月に停車が取りやめられました。現在は、ムグンファ号のみが停車する駅となっています。

駅構造

駅にはホームがあり、列車の乗降が可能です。

駅周辺

駅周辺は人家が少なく、静かな環境です。旧駅名の由来となった社倉里の集落からは離れた場所に位置しています。

昊潭航空宇宙展示場

駅の近くには、昊潭航空宇宙展示場があります。この展示場は、社倉里出身の元空軍参謀総長である玉滿鎬によって開設されました。展示場には、朝鮮戦争やベトナム戦争で使用された軍用機が展示されており、見学することができます。

平日の駅利用者の多くは、列車利用体験を兼ねてこの展示場を訪れる幼児の団体です。

夢灘北初等学校

かつて、駅の近くには夢灘北初等学校がありましたが、児童数の減少により2009年に夢灘初等学校に統合されました。統合後、夢灘初等学校の校舎改築のため、旧夢灘北初等学校の校舎が仮校舎として使用されましたが、2010年5月に改築工事が完了し、その後は旧校舎は使用されていません。

歴史

務安駅は、1938年5月1日に社倉駅として開業しました。当時は、駅員が配置されていない簡易停車場でした。

1913年5月15日に湖南線の鶴橋-木浦間が開業した際、当駅も同時に営業を開始したとする資料がありますが、これは誤りです。当時の朝鮮総督府の告示には、鶴橋-夢灘間に駅の記載はありません。

1985年には、務安郡庁のある務安邑に最も近い駅であることから、「務安駅」に改称されました。

1938年5月1日：社倉駅として開業
1944年6月15日：運輸営業廃止
1985年8月12日：務安駅に改称、普通駅に昇格
1994年4月1日：小荷物取り扱い中止

隣の駅

韓国鉄道公社
湖南線
咸平駅 - 務安駅 - 夢灘駅

関連項目

韓国の鉄道駅一覧

外部リンク

韓国鉄道公社
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