十手舞

映画『十手舞』について

1986年に公開された時代劇映画『十手舞』は、松竹、五社プロダクション、映像京都が共同で製作し、松竹が配給を行いました。石原真理子が主演を務め、監督は五社英雄が担当しました。

制作の経緯

この映画の企画は、1982年に五社英雄が演出したテレビドラマ『丹下左膳 剣風!百万両の壺』(フジテレビ)に遡ります。その後、古田求が脚本を手掛けた『十手花』という企画が持ち上がりました。
当初、五社監督はNHK朝の連続テレビ小説『まんさくの花』(1981年)でヒロインを演じた中村明美を起用しようとしていました。しかし、岡田太郎ゼネラルプロデューサーが岩下志麻を推したため、この企画は一度頓挫します。
その後、企画が再び浮上し、タイトルを『十手舞』と改めて映画化されることになりました。

作品の特徴

『十手舞』は、時代劇でありながら、従来の時代劇の枠にとらわれない斬新な演出が特徴です。五社英雄監督ならではの迫力ある映像表現と、豪華キャストによる熱演が見どころとなっています。

スタッフ

監督: 五社英雄
製作: 升本喜年、遠藤武志、西岡善信、宮島秀司
原作: 五社英雄、森幸太郎
脚本: 古田求
撮影: 森田富士郎
美術: 西岡善信
音楽: 佐藤勝
振付: 山崎浩子

キャスト

石原真理子
世良公則
夏木マリ
高樹澪
佳那晃子
池畑慎之介
加藤健一
萩原流行
竹中直人
高田純次
笑福亭鶴光
小林昭二
川谷拓三
安岡力也
片桐竜次
阿藤海
渡瀬恒彦
地井武男
小沢栄太郎

外部リンク

十手舞 - allcinema

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