千曳駅

千曳駅（ちびきえき）は、青森県上北郡東北町字千曳にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅です。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、無人駅となっています。

歴史

千曳駅は、1910年（明治43年）に鉄道院の駅として開業しました。その後、1962年（昭和37年）には南部縦貫鉄道が開業し、地域における交通の要衝としての役割を担いました。

1968年（昭和43年）には、東北本線の線路改良工事に伴い、駅が現在地に移転。同時に貨物扱いが廃止され、無人駅となりました。旧駅は、南部縦貫鉄道の西千曳駅となり、南部縦貫鉄道との接続駅は野辺地駅に変更されました。

1987年（昭和62年）の国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となり、2010年（平成22年）の東北新幹線全線開業に伴い、青い森鉄道に移管されました。

2021年（令和3年）3月には、ダイヤ改正により、それまで停車していた八戸行始発電車が通過するようになりました。しかし、2024年（令和6年）11月には、駅待合室がリニューアルされ、新たな魅力が加わりました。

駅構造

千曳駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム間を行き来する設備はなく、ホームの青森方を跨いでいる県道の陸橋を介して連絡します。案内上の番線番号は設定されていません。

利用状況

千曳駅は無人駅であり、利用者は主に地域住民です。駅周辺には森林や田畑が広がり、建物は非常に少ないです。千曳の集落は駅から西へ約2キロメートル離れた旧・西千曳駅付近が中心となっています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や道路があります。

青森県道8号八戸野辺地線
国道4号
大平トンネル - 当駅と野辺地駅との間に所在
千曳簡易郵便局

隣の駅

青い森鉄道線

□快速「しもきた」: 通過
■普通（560M列車は通過）: 乙供駅 - 千曳駅 - 野辺地駅

まとめ

千曳駅は、開業から100年以上の歴史を持つ駅であり、地域の移り変わりを見守ってきました。駅周辺の自然豊かな風景とともに、これからも地域に愛される駅としてあり続けるでしょう。

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