乙供駅

乙供駅（おっともえき）

乙供駅は、青森県上北郡東北町字上笹橋にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅です。国鉄時代には特急「はつかり」が停車したこともありましたが、現在は無人駅となっています。

歴史

1894年（明治27年）1月4日：日本鉄道の駅として開業。
1906年（明治39年）7月1日：日本鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる。
1972年（昭和47年）3月15日：貨物扱いが廃止。
1983年（昭和58年）2月1日：無人化されるも、駅員派遣は継続。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2010年（平成22年）12月4日：東北新幹線全線開業に伴い、青い森鉄道に移管。
2023年（令和5年）3月1日：自動券売機を設置。
2023年（令和5年）3月17日：窓口の営業を終了。
2023年（令和5年）3月18日：終日無人化。

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅です。かつては2面3線でしたが、中線は廃止され、現在は保守用車両の留置線として利用されています。ホーム間は跨線橋で連絡しており、木造駅舎が特徴です。無人駅で、野辺地駅が管理しています。自動券売機が設置されています。

のりば

	路線	行先
	-	----
1	青い森鉄道線	青森方面
2	青い森鉄道線	八戸・目時方面

利用状況

2000年度以降の利用状況は以下の通りです。

（利用状況データは省略）

駅周辺

駅周辺には以下の施設があります。

バス路線：十和田観光電鉄（十鉄バス）、東北町民バス
中志行
中村行
鶴ヶ崎行
七戸案内所行
七戸町役場（旧天間林村中心部）

乙供駅は、東北新幹線七戸十和田駅の青い森鉄道における最寄り駅でもあります。

乙供森林鉄道

かつて乙供駅から上北鉱山を結ぶ乙供森林鉄道（坪川林道）が存在していました。1919年に開業し、鉱山への人員輸送や鉱産物、林産物の運搬に利用されました。最盛期には乙供駅周辺に製材所が立ち並び、発展しましたが、1963年に廃止されました。現在、その痕跡はほとんど残っていません。

隣の駅

青い森鉄道

■青い森鉄道線
□快速「しもきた」（一部列車のみ停車）：上北町駅 - 乙供駅 - 野辺地駅
■普通：上北町駅 - 乙供駅 - 千曳駅 - 野辺地駅
560M列車は千曳駅を通過します。

脚注

（脚注は省略）

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 青い森鉄道公式サイトへのリンク'>乙供駅 - 青い森鉄道

もう一度検索