千葉県立印旛明誠高等学校

千葉県立印旛明誠高等学校

千葉県印西市草深、千葉ニュータウン地区に位置する千葉県立印旛明誠高等学校は、単位制普通科を擁する公立高等学校です。国道464号線沿いにあり、習志野カントリークラブ、ジョイフル本田千葉ニュータウン店、印西地区消防組合消防本部といった施設に隣接しています。最寄りの北総線印西牧の原駅から徒歩約20分の距離です。

歴史

本校は、1930年（昭和5年）、千葉県立印西農学校と千葉県印西実科女学校の統合により、千葉県立印旛実業学校として木下地区に開校しました。その後、1948年（昭和23年）に千葉県立印旛高等学校となり、長い歴史を刻んできました。

1978年（昭和53年）と1981年（昭和56年）には、選抜高等学校野球大会に2度出場。特に1981年春の選抜大会では、決勝まで進出し、惜しくも準優勝という輝かしい成績を残しました。

2010年（平成22年）には、千葉ニュータウン地区への移転を機に、校名を千葉県立印旛明誠高等学校に変更。同時に校歌、校章、制服も一新されました。現在では、「明誠」や「印明」といった略称で親しまれています。

教育

本校の教育目標は、教育基本法及び学校教育法に基づき、「豊かな教養」「ゆかしい情操」「逞しい心身」の調和と統一を図り、社会に貢献できる人材育成です。情報化・国際化の進展に対応し、未来を担う生徒の育成に力を入れています。

学区は、千葉県内の全日制普通科第4学区（成田市、佐倉市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町）に属し、その他、県内外の地域からも入学が可能です。

2010年からの単位制導入により、少人数授業を実現。土曜日の学習会や、夏季・冬季休暇中の代ゼミサテライン受講など、学習環境も充実しています。

部活動

本校には活発な部活動が多数存在します。

運動部: ゴルフ部、剣道部、陸上競技部、卓球部、バドミントン部、バレーボール部、バスケットボール部、テニス部、硬式野球部

文化部: 吹奏楽部、音楽部、ギター部、美術部、ペン画部、書道部、科学部、茶道部、華道部、家庭科部、ボランティア部、写真同好会、アウトドア同好会、ダンス同好会

特に硬式野球部は、印旛高校時代から甲子園に出場経験があり、1981年春の選抜大会では準優勝を果たしています。ゴルフ部は2010年の移転を機に創設され、飯合肇プロを特別顧問に迎え、地域ゴルフ場の協力を得て活動しています。

著名な出身者

本校からは、プロ野球選手をはじめ、各界で活躍する多くの卒業生を輩出しています。

佐藤文男（プロ野球）
月山栄珠（プロ野球）
村上眞一（プロ野球）
山中律俊（元プロ野球選手）
土橋勝征（プロ野球）
渡久地聡美（プロボクシングマネージャー）
名洗将之（元プロ野球選手）
増田政行（元プロ野球選手）
小川祥志（元プロ野球選手）
秋本衛久（元白井町長）
山崎山洋（前印西市長）
豊田俊郎（参議院議員）
都築拓紀（お笑いタレント・四千頭身）
菊池総（元社会人野球選手）

本校は、地域社会に貢献する人材育成に邁進し続けています。

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