千葉県道9号船橋松戸線

千葉県道9号船橋松戸線

千葉県道9号船橋松戸線は、千葉県船橋市と松戸市を結ぶ、全長約8.8kmの主要地方道です。この道路は、船橋市のJR船橋駅北口を起点とし、松戸市高塚新田を終点としています。路線の大部分は、JR武蔵野線と並行するように北に進み、途中で千葉県道59号市川印西線（通称：木下街道）など、東西に走る主要な幹線道路と交差します。終点の松戸市高塚新田では、他の国道や県道との直接的な接続はありません。

路線概要

この道路は、船橋市中心部から始まり、市川市を経由して松戸市へと至るルートを辿ります。かつては、国道6号の松戸隧道交差点が終点でしたが、1993年の国道464号の指定に伴い、現在の区間に短縮されました。以前は、東武野田線（現：東武アーバンパークライン）の新船橋駅と塚田駅付近を並走する区間がありましたが、現在ではルートが変更され、その区間は市道となっています。

特に、市川大野駅付近から終点までの区間は道幅が狭く、交通の難所となっています。この状況を改善するため、北千葉道路に接続するバイパス道路の建設計画が進められています。

路線データ

総延長: 8.821km
起点: 千葉県船橋市本町 JR船橋駅北口
終点: 千葉県松戸市高塚新田
実延長: 8.821 km（葛南土木事務所管内：8.692 km、東葛飾土木事務所管内：0.129 km）
認定年月日: 1955年（昭和30年）3月4日
主要地方道指定日: 1954年（昭和29年）1月20日

路線状況

この道路は、船橋駅前を起点として西に進んだ後、ほぼ武蔵野線に並行して北上するルートを辿ります。かつては、一部区間で大型車の通行が困難なほど道幅が狭い場所がありましたが、現在のルート変更により、その区間は市道となりました。

重複区間

千葉県道59号市川印西線（船橋市上山町 - 市川市柏井町）

通過する自治体

千葉県
船橋市
市川市
松戸市

交差する道路

千葉県道288号夏見小室線（船橋市本町・北本町・夏見 船橋駅北口十字路交差点）
千葉県道59号市川印西線（船橋市上山町）
千葉県道59号市川印西線（船橋市上山町・市川市柏井町）

また、以下の道路が終点付近を通りますが、直接の接続はありません。

国道464号
千葉県道51号市川柏線
千葉県道264号高塚新田市川線

周辺施設

沿線には、以下の施設が存在します。

船橋駅北口（船橋市本町）
東葉高速鉄道東葉高速線（船橋市本町・北本町） - 道路の地下を通過
東武野田線（船橋市海神） - 立体交差
東葉高速鉄道東葉高速線 東海神駅
船橋市立海神中学校
船橋市立行田東小学校
船橋市立行田西小学校
行田公園
船橋市立行田中学校
船橋市立法典西小学校
姥山貝塚公園
市川市立柏井小学校
市川市立第五中学校
武蔵野線（市川市大野町） - 立体交差で2度交差
武蔵野線 市川大野駅

脚注

注釈

特になし

関連項目

* 千葉県の県道一覧

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