南京駅

南京駅の概要

南京駅は、中華人民共和国江蘇省南京市玄武区に位置する、中国鉄路総公司（CR）と南京地下鉄が共同で利用する重要な鉄道駅です。この駅は、中国の主要な鉄道路線と市内を結ぶ地下鉄路線が交わる、交通の要衝としての役割を担っています。

利用可能な鉄道路線

南京駅は、以下の鉄道路線が利用可能です。

中国鉄路総公司
京滬線（滬寧線）
合寧線
寧銅線
寧啓線
寧西線
滬寧都市間鉄道

南京地下鉄
■1号線
■3号線
■9号線（事業中）

歴史

南京駅は、1968年に南京長江大橋の開通に合わせて開業しました。それまで南京の主要ターミナルであった下関駅（現在の南京西駅）から長江を渡る連絡船を利用していた状況から、大きく変化しました。

1968年10月: 中国国鉄が開業。
2005年3月: 中国国鉄の改修工事が開始され、乗り場が3面8線から4面10線に増設。
2005年8月12日: 南京地下鉄1号線が開業。
2005年9月1日: 中国国鉄の改修工事が完了し、試験運用が開始。
2010年7月1日: 滬寧都市間鉄道が開通し、北側の新プラットフォームが利用開始。
2013年3月5日: 中国国鉄が解体。
2013年3月14日: 中国鉄路総公司が発足し、旧中国国鉄の駅は同社の駅となる。
2015年4月1日: 南京地下鉄3号線が開業。

駅構造

中国鉄路総公司

上海鉄道局に属する一等旅客駅であり、敷地総面積は120万平方メートルを誇ります。構内配線は、もともと10本の線路があり、本線2本、発着線5本、走行線1本、留置線2本で構成され、全長500mのプラットフォームが4面ありました。滬寧都市間鉄道の開業により、北側に新たなプラットフォーム群が増設され、現在は8面14線となっています。

南京地下鉄

地下4層構造の地下駅です。
地下1階：改札階
地下2階：1号線ホーム（島式ホーム1面2線）
地下4階：3号線ホーム（島式ホーム2面4線）。3号線は内側2線を使用し、外側2線は建設中の9号線が使用予定です。

駅周辺

南京駅と中心市街地の間には、広大な玄武湖公園が広がっており、美しい景観を楽しむことができます。観光客にとってもアクセスしやすい立地となっています。

隣の駅

中国鉄路総公司

京滬線: 林場駅 - 南京駅 - 興衛村駅
合寧線: 南京駅 - 全椒駅
寧銅線: 南京西駅 - 南京駅 - 興衛村駅
寧啓線: 南京駅 - 六合駅
寧西線: 南京駅 - 林場駅
滬寧都市間鉄道: 南京駅 - 仙林駅

南京地下鉄

1号線: 紅山動物園駅 - 南京駅 - 新模範馬路駅
3号線: 小市駅 - 南京駅 - 新荘駅

外部リンク

国鉄南京駅ホームページ （中国語）
南京地下鉄南京駅駅ホームページ'>南京地下鉄南京駅駅ホームページ （中国語）

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