南富士エバーグリーンライン

概要

南富士エバーグリーンラインは、静岡県裾野市須山に位置する全長8.5キロメートルの有料[[道路]]です。道路運送法に基づく一般自動車道であり、国道469号と静岡県道24号富士裾野線の重複区間との交差点を起点とし、富士山スカイライン（静岡県道152号富士公園太郎坊線）との交差点を終点としています。

この道路は富士急行株式会社が事業者として運営しており、管理業務は富士急グループの株式会社ピカが行っています。沿線にはピカが運営するスキー場「スノータウンYeti」や遊園地「ぐりんぱ」があり、これらの施設へのアクセス道路としても機能しています。以前は国道469号線からの入り口にゲートがありましたが、現在はイエティとぐりんぱの間にある区間に進入する際に、それぞれの施設手前のゲートで料金を徴収する形に変更されています。

2009年4月からは、全国の有料[[道路]]で初めて低公害車（電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車、メタノール自動車）を対象とした通行料金の割引制度が導入されました。これにより、乗用車の場合、通行料金が4割引（510円から310円）となっています。

歴史

南富士エバーグリーンラインは、1969年7月1日に道路免許が交付されました。同年12月24日には工事施工許可が下り、同日起工式が行われました。

1970年6月29日には、表富士周遊[[道路]]（後の富士山スカイライン）と日本ランドハイウェイを統合する形で、『日本ランド・ハイウェイ』として開通しました。開通当時の道路幅は7メートル、総工費は5億円でした。正式な供用開始は同年7月1日です。

道路仕様

• - 幅員・車線数: 7メートル、2車線
• - 設計速度: 60キロメートル/時
• - 設計重量: 20トン
• - 路面種類: 舗装アスファルト
• - 最小曲線半径: 30メートル
• - 最急勾配: 10パーセント
• - 横断勾配: 2パーセント
• - 総工費: 5億円（開通当時）

料金所

南富士エバーグリーンラインには、以下の料金所が存在します。

• - 十里木側出入口（国道469号・静岡県道24号富士裾野線交点）
• - 黒塚料金所
• - フジヤマリゾート出入口
• - 水ヶ塚料金所
• - 富士山側出入口（静岡県道152号富士公園太郎坊線交点、南富士エバーグリーンライン側から約2.4km西）

交差する道路

南富士エバーグリーンラインは、以下の道路と交差しています。

• - 国道469号（静岡県道24号富士裾野線と重複）
• - 静岡県道24号富士裾野線（国道469号と重複）
• - 静岡県道152号富士公園太郎坊線（富士山スカイライン）

関連項目

• - 中部地方の[[道路一覧]]
• - 日本の一般有料[[道路]]一覧

外部リンク

• - 南富士エバーグリーンライン - 日本観光自動車道協会

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