土肥孝司

土肥こうじとは

土肥こうじ（どい こうじ、1990年2月11日生まれ）は日本のプロレスラーであり、神奈川県川崎市出身です。彼の血液型はA型で、本名および以前のリングネームは土肥孝司です。

来歴

土肥は中学までの期間、サッカーに情熱を注ぎ、選抜選手に選ばれるなどの実績を持っています。高校卒業後は格闘家を目指し、スポーツインストラクターとして働いた後、2010年12月にアニマル浜口レスリング道場での指導を受けることになります。その後、門下生であったTAJIRIが主宰するSMASHトレーニングキャンプに参加し、プロレスラーとしての道を歩み始めました。

2011年11月24日には後楽園ホールで行われたSMASH.23にて、対AKIRA戦で華々しくデビューを果たし、SMASHトレーニングキャンプ第1号の選手となりました。2012年4月にはTAJIRI率いる新団体「Wrestling New Classic」に移籍し、その後2014年6月には全日本プロレスに初参戦を果たし、7月からはWRESTLE-1に移籍。12月にはリアル・デスペラードに加入し、黒潮二郎を裏切るという衝撃的な展開も見せました。

2016年8月11日にはWRESTLE-1横浜文化体育館大会において、武藤敬司や熊ゴローとタッグを組み、全日本プロレスの秋山準や野村直矢と対戦したものの敗北を喫しました。土肥はその後、秋山とのシングルマッチを希望していることを明かしています。2018年1月1日には自身のTwitterで結婚を報告しましたが、WRESTLE-1が活動を停止したため、2020年3月31日には選手契約も終了しました。

その後、2020年6月17日にリングネームを「土肥こうじ」に変更し、8月30日には全日本プロレス後楽園ホール大会に新メンバー「X」として登場しました。試合後のインタビューでは、事業を行っていることも明かしています。

7番勝負と対戦相手

土肥は7番勝負を予定していたものの、WRESTLE-1への移籍により、6戦目までしか行われませんでした。対戦相手は以下の通りです。

• - 第1戦：金本浩二
• - 第2戦：伊東竜二
• - 第3戦：日高郁人
• - 第4戦：ブラックバファロー
• - 第5戦：石川晋也
• - 第6戦：大森隆男

得意技

土肥こうじの最大の特徴は、喧嘩番長を彷彿とさせるファイトスタイルです。WRESTLE-1時代はヒールとしてのスタイルも見せていましたが、フリーランスの現在はより激しいプロレスを展開しています。主な技には以下のものがあります。

• - マザーファッカー：高角度式のペディグリーで、デスペラード加入後のフィニッシュムーブとして定着。
• - 南京錠固め：ナガタロックIIIのバリエーションで、コブラツイストのように相手の上半身を締める技。
• - ケンカキックやヌーン・ソン・ブレイカー：相手の背中に片膝を押し当てる逆エビ固め。
• - 剛腕ラリアット、ライガーボム、ダイビングギロチンドロップ、バズソーキック、スパイン・バスター、垂直落下式ブレーンバスターなど、様々な技を使いこなします。

入場テーマ

土肥こうじの入場テーマ曲は、長渕剛による「ひまわり」です。

タイトル歴

土肥は多くの団体で数々のタイトルを獲得しています。WRESTLE-1では、UWA世界6人タッグ王座を3回獲得し、リザルトチャンピオンシップの初代王者にもなりました。また、タッグチャンピオンシップでも複数回の優勝歴があります。さらに、コレガプロレスや新潟プロレス、九州プロレスでも王座を獲得し、実力派レスラーとしてその地位を確立しました。

彼の活躍は多くのプロレスファンに支持されており、今後の成長が期待されています。

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